秋山翔吾+広島=相思相愛 触れたらみんなが好きになる「気遣いの人」

西日本スポーツ

 広島で日本球界に3年ぶりに復帰することになった秋山翔吾外野手が30日、マツダスタジアムで入団記者会見した。

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【メモ帳から】

 コロナ禍以前の2018年。西武が10年ぶりにリーグ制覇し、優勝旅行でハワイを訪れた。滞在中に行われた夕食会。秋山はビール瓶を片手に忙しそうだった。

 優勝旅行はシーズンを戦い抜いた選手、スタッフを支えた家族に喜んでもらうことが大きな目的だ。結婚式場のような広いパーティー会場で、秋山は各テーブルを回ってあいさつしていた。子どもたちに「写真を撮ろう!」と声をかけると、同じ目線まで下がって寄り添う西武のスターに肩を抱かれた子の笑顔が輝いた。その表情をパパの目になって見つめる選手やスタッフも、同じようにうれしそうだった。

 広島は獲得交渉の際、選手としての能力とともに、人間性を高く評価したという。ともに手を挙げた西武、ソフトバンクももちろん軽視するはずはないが、広島の熱意が「気遣いの人」の琴線に触れたようだった。

 広島で生まれ育った私は、市民球団として誕生したカープに対する地元ファンの選手へのリスペクトを肌で感じてきた。「相思相愛」の関係はもう始まっている。秋山がグラウンドに立てば、その熱はもっと高まるはずだ。(松田達也)

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