J1福岡が磐田に競り勝ち6戦ぶり勝ち点3「全員の勝利だ」残留争い抜け出す決意体現した一戦

西日本スポーツ

 ◆明治安田生命J1第20節 磐田0―1福岡(6日、ヤマハスタジアム)

 アビスパ福岡が1―0で磐田を破り、6試合ぶりの勝利で勝ち点を23に伸ばして12位に浮上した。0―0の後半7分、山岸祐也(28)のゴールで先制し、前節まで3戦8失点の守備を立て直して4試合ぶりの無失点。今季J1リーグで先制すれば5勝2分けと勝ちパターンも取り戻した。

 速攻が鮮やかに決まった。0―0の後半7分、自陣でスローインを受けた福岡の山岸が前線のルキアンに、ロングパス。すぐさま駆け上がって再びパスを受けると、右足でゴールへ流し込んだ。

 自身3試合ぶりの得点は、今季チームトップの5点目。J1のG大阪からオファーを受けながら、2日のFC東京戦後に残留を表明したストライカーは「相手は失点が多い。後半1本でもチャンスが来たら決めようと思っていた」とチームにとって後半唯一のシュートを勝利に結び付けた。

 先制点を呼び込んだのは堅守だ。前節までの3試合で計8失点だった福岡は、センターバックの人数を本来の2人から3人に増やす「3バック」を2試合ぶりに採用。磐田と同じ3―4―2―1の布陣で、サイド攻撃を封じる狙いがあった。

 2カ月ぶりに先発した柳も右ウイングバックで相手に読み勝ち、攻撃でも持ち味のキープ力を発揮。布陣や選手を変えての4試合ぶりの無失点に、先制点をアシストしたルキアンは「全員の勝利だ」と強調した。

 試合前やハーフタイムで長谷部監督は「前半0―0でOK」という共通認識を植え付けたという。今季、先制した試合は5勝2分け。堅守速攻のスタイルと先手必勝のパターンを取り戻した6試合ぶりの勝利に、主将の前は「今後も、らしさを失わないようにできたら」。残留争いから抜け出す福岡の決意を体現した一戦だった。(末継智章)

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