西武20年ぶり連夜の劇勝 90勝した02年に2日連続サヨナラ弾放ったヒーローは…

西日本スポーツ 末継 智章

 ◆西武4-3ロッテ(5日、ベルーナドーム)

 勢いづく西武が「伏兵」の一発で勝負を決めた。同点の10回、先頭の川越がロッテ佐々木千の直球を捉え右翼席へ2号ソロ。プロ7年目で通算9本目のアーチは、野球人生の中でも初のサヨナラ本塁打になった。

 「きょうは(3回の)自打球や(5回の)死球と大当たりだったので、最後にいい当たりが出て良かった。(2度右脚に)当たったことで、逆に力がちょっと抜けたのかな」。北海学園大から2016年に投手として入団し、19年に外野手に転向した29歳は笑顔で劇的な一発を振り返った。

 先発今井の乱調で初回に3点を失う苦しい展開からの逆転劇。辻監督が「一番大きかった」と絶賛したのは主砲の一発だ。4回2死から山川がバックスクリーンへ本拠地通算100本目となる31号ソロ。直前に併殺打でチャンスが消え、意気消沈しかけたチームに反撃のパワーを生んだ。

 4日オリックス戦では中村がサヨナラ本塁打を放った。2試合連続サヨナラ勝ちは2020年10月20、21日のロッテ戦以来。連日のサヨナラ本塁打となると02年5月10、11日のオリックス戦でともに松井(現ヘッドコーチ)がマークして以来、20年ぶり。この年はシーズン90勝と圧倒的な強さでリーグVを果たした。

 日替わりでヒーローが変わる神がかり的な4連勝で、3年ぶりに貯金10へ到達。「成功体験が大きい自信になる」と辻監督の手応えも深まっている。(末継智章)

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