明石 第3の三塁手 負傷吉村と交代いきなり安打

4回無死、左前打を放つ明石 拡大

4回無死、左前打を放つ明石

 ■マルチ安打
 
 準備に準備を重ねたスーパーサブがきっちり仕事を果たし、タカの層の厚さを証明した。2点を追う4回だ。負傷退場した吉村に代わりを途中出場した明石が、東明の直球をうまく左前にはじき返して出塁。この回に奪った3得点の口火となる一打となった。

 不動の三塁手として開幕から全試合に出場してきた松田が、2日に右人さし指を骨折して戦列を離脱。代役として、首脳陣は吉村と明石の併用を検討していた。しかし吉村が打撃好調のため、明石はこの日も含めた6試合でスタメンに名を連ねることはなかった。

 それでも、準備は怠らなかった。「最高の結果を出すために最高の準備をするだけ」。7日は休日返上で、自主的にヤフオクドームに足を運び汗を流した。8日は実戦感覚をつかむためヤフオクドームであった親子ゲームの2軍戦に金子、江川らとともに出場した。

 その8日は午前7時の2軍のウォーミングアップ開始から参加。1軍戦終了後、ヤフオクドームを出たのは午後11時ごろだった。「長い一日になりました。よく眠れそうです」。苦笑しながら振り返った28歳は、しっかりと準備してきた成果を緊急出場で発揮した。

 7回には左腕中山の129キロを逆らわず中前打へ。得点にはつながらなかったものの、きっちり存在感を示した。マルチ安打は、3安打を放った5月21日広島戦(ヤフオクドーム)以来、今季2度目となった。

 吉村の状態次第にもよるが、今後はスタメンでの出場が増えることも予想される。「第3の三塁手」が、爪をしっかり研ぎ続けた“証し”をグラウンドで見せる。 (永松幸治)

=2014/07/10付 西日本スポーツ=

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