柳田 1500安打の兄貴分へ祝弾12号 自己最多更新「たまたまっす」

8回1死、右中間席にソロ本塁打を放つ柳田 拡大

8回1死、右中間席にソロ本塁打を放つ柳田

 ■右中間上段へ
 
 持ち前の豪快な一発で、内川のメモリアルに花を添えた。3点リードの8回。柳田が3番手大塚の投じた高めのスライダーを振り抜いた。高々と舞い上がった打球は、右中間席上段に着弾。12号特大ソロで、この回の5得点の口火を切り、試合を決めた。

 「ホームランはたまたまっす」。謙遜するものの、自己最多だった昨季の11本塁打を79試合で早くも更新した。この日、初出場を決めている球宴でのホームランダービーへの出場も決定。ただ、出場を伝え聞いた試合前には、苦笑いを浮かべていた。

 「マジで無理っすよ。この件に関してはノーコメントでお願いします!」。出場者に両リーグトップの28本塁打を放っているエルドレッド(広島)、昨季60本塁打のバレンティン(ヤクルト)ら「強敵」が名を連ねていることを知り、思わず弱音!?を吐いた。それでも、10日のオリックス戦で本拠地の左翼席にたたき込んだ11号に続く今季2度目の2試合連続弾。今後もアーチを量産し、球宴でファンを沸かせる予感も漂う。

 ■先制2点打も

 「今日はチャンスで打てたことがよかった」。12号ソロだけでなく、4回には無死満塁から中前へ先制2点打。追い付かれた直後の7回には、先頭で左前打を放って出塁し、二盗に成功。本多の二塁打で勝ち越しのホームを踏み、相手に傾きかけた流れを引き戻した。

 規格外のパワーと豪快なプレーが持ち味だが、広島の実家ではダックスフントを3匹飼っており「かわいすぎて、マジで自分の癒やしっす」と笑う意外な一面も持つ。現在、打率3割4分3厘、12本塁打、18盗塁。交流戦で広島を訪れた際かシーズンオフにしか会えない愛犬に、今オフ「トリプルスリー」を報告したいところだ。 (倉成孝史)

=2014/07/12付 西日本スポーツ=

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