東浜 後半戦ローテ グイッ!! 6回3失点粘投 収穫の9K

4回2死三塁、日本ハム・陽岱鋼に2ランを許し、厳しい表情の東浜 拡大

4回2死三塁、日本ハム・陽岱鋼に2ランを許し、厳しい表情の東浜

6回3失点で今季初黒星を喫した東浜

 ■今季初黒星
 
 自身3連勝はならなかった。それでも、東浜は手応えをしっかり感じていた。プロ入り後、1軍では自身最速の148キロ直球を主体に、今季最多の9奪三振。「ボールの質が上がっている実感はある。あとは、どう打たれないか」。努めて前向きな姿勢で今季初黒星を受け止めた。

 初回、1番陽岱鋼の右前打などで1死二塁のピンチ。2ボール2ストライクからの5球目、内角いっぱいの145キロ直球に、今季5本塁打している大谷のバットはぴくりとも動かなかった。「三振が欲しいところで取れたのは収穫」。狙って仕留めた見逃し三振を、満足そうに振り返った。

 好調な滑り出しから一転、課題を露呈したのは3、4回だ。3回、9番中島の三塁打をきっかけに先制点を献上。4回には陽岱鋼に中堅左への2ランを浴びた。148キロを計測した直後、オール直球勝負で挑んだ5球目を被弾。「一球の怖さを知った。これがプロなんだとあらためて思いました」と唇をかんだ。

 ■加藤C期待

 5、6回は立ち直ったものの、痛恨の失点が響いて3勝目はならなかった。それでも、首脳陣の評価は決して低いものではない。2連勝した前回登板後、加藤投手コーチは「まだローテーションを確定させたわけではない」と慎重だったものの、期待感は着実にアップした。「序盤は今年一番の投球。次の登板につながるね。場慣れして成長してほしい」と成長を促す言葉を並べた。

 6月末に再昇格して以降、3試合連続で6回をを投げて先発の役割を果たした。成長途上の24歳にとっては、すべての経験が次への糧だ。後半戦のローテーション生き残りへ、しっかり爪痕を残した115球。「最初に得点を許したらだめ。チームに申し訳ない」。勝つことの意味を知った右腕が、優勝への道のりをしっかりと支えていく。 (永松幸治)

=2014/07/14付 西日本スポーツ=

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