柳田 意地の長打 3回2後逸から大量失点…後半戦取り返す

3回1死満塁、ロッテ・今江の打球を後ろにそらす柳田 拡大

3回1死満塁、ロッテ・今江の打球を後ろにそらす柳田

 意地だった。11点を追う4回。先頭で打席に入った柳田が、古谷の投じた高めの直球を振り抜き、左中間フェンスに打球を直撃させた。得点にこそ結びつかなかったが、この日チーム唯一の長打。大敗の中で、前半戦チームMVP級の活躍を見せた大砲が、持ち前の豪打で後半戦の大暴れも予感させた。

 大量リードされても、絶対に打たなければいけない場面だった。直前の3回の守備。先頭井口の打球と、4点を奪われてなお1死満塁での今江の打球を後逸。「全部ノーバウンドで取るつもりだった。練習します…」。攻撃的な守備でエラーはつかなくても、1イニングで二つの「ミス」。一挙9失点の「悲劇」を呼び込んでしまったことを猛省した。

 もちろん、後半戦のバットで取り返すつもりだ。前半戦を終えてチームトップとなる打率3割3分7厘、シーズン自己最多の12本塁打。初の球宴出場も決まっているが、ペナント再開までの4日間で「9連戦中にあまりできなかったので(筋力)トレーニングをする」と意識の高さもうかがわせる。「(後半戦は)もっとチャンスで打てるようにしたい」。前半ラストゲームで悔しさを味わった分、日本一まで爆発し続ける。 (倉成孝史)

=2014/07/17付 西日本スポーツ=

PR

PR

注目のテーマ