剛腕健在 満足の154キロ 五十嵐

 162キロで沸かせた20歳の大谷に負けじと、35歳の五十嵐が剛腕健在ぶりを披露した。5回に全パの4番手で登板し、先頭の丸への初球で154キロ。「10年前と同じ真っすぐを見せたい」という宣言通りのスピードで夢舞台に戻ってきた。

 ヤクルト時代の2005年以来、9年ぶりの出場。スタンドでは愛妻と小学5年の長女、同1年の長男が見守った。「最後になるかもしれないし、下の子は以前出たときは見ていないから。父親として見せたかった」

 五十嵐が口にした「10年前」の04年は、当時日本最速の158キロを記録した年。時が流れ速球王の座は譲っても、ファンの歓声は相変わらずだった。「(2失点で)盛り上げてしまったね。でも大谷や柳田の活躍には刺激を受けました」。零封とはならなかったが、久々の球宴を満足そうに振り返った。

=2014/07/20付 西日本スポーツ=

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