大隣 1軍先発手へ応え 2軍紅白戦5回を2失点

 昨年6月の手術から1軍復帰を果たした大隣憲司投手(29)が20日、2軍紅白戦(雁の巣)で「先発OK」を証明した。27日のオリックス戦(ヤフオクドーム)で術後初先発する予定の左腕は、紅組の先発で5回を5安打2失点にまとめた。

 「僕は尻上がりにいくタイプ。まとまった投球ができた」。初回に金子に高めの直球を左翼席に運ばれ、2回も犠飛で1点を失ったが、3回以降は無失点と粘った。得点圏に走者を背負っても球を低めに集め、6奪三振のおまけもつけた。

 今回の実戦調整では82球を投げ、最速は141キロ。「(先発は)長いイニングを投げるから、ペース配分を考えてしまった」と苦笑いしたが、中継ぎで408日ぶりに1軍登板した13日の日本ハム戦と同じ球速をマーク。課題の直球の走りにも手応えをつかんだ。

 黄色靱帯(じんたい)骨化切除の手術を乗り越え、27日の1軍戦先発では422日ぶりの白星を目指す。しかも、対戦相手は首位を争うオリックス。後半戦最初の大一番に左腕を送り込む首脳陣も、さらなる調子の上積みに期待を寄せる。

 「久しぶりの1軍先発なので、初回からどんどん飛ばしたい。糸井さんやペーニャがいるが、思い切っていきたい」。ローテ定着を狙う大隣も意欲満々だ。まっさらな本拠地のマウンドで左腕を思い切り振る。 (谷光太郎)

=2014/07/21付 西日本スポーツ=

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