決勝へ 4強きょう激突

 ■【佐賀学園】主戦に安定感 【佐賀工】投打に持ち味 【佐賀北】勝負強さ光る 【佐賀商】終盤粘り発揮
 
 第96回全国高校野球選手権佐賀大会はベスト4が出そろい、22日には佐賀市のみどりの森県営球場で準決勝2試合がある(午前11時・佐賀学園-佐賀工、午後1時半・佐賀北-佐賀商)。35年ぶりに佐賀市勢が4強を占めた。決勝進出をかけて激突する4校を紹介する。

 4年ぶりの甲子園を目指す佐賀学園は、主戦江頭悠介投手(3年)が3試合21イニングで被安打8、自責点0と安定感抜群。準々決勝では第1シードの龍谷を3安打完封した。守備陣も3試合で失策2と手堅い。打撃陣は4番友井康介左翼手(3年)、5番樋渡渓太一塁手(3年)の長打力が魅力。打線上位の出塁が鍵になりそうだ。

 投打に持ち味を発揮しているのが佐賀工。主戦中島侑也投手(3年)は3試合20イニングで無失点。4チーム中最高打率の3割1分1厘の好調打線に、犠打を絡めた攻撃で得点を奪うスタイルにも磨きが掛かってきた。来春定年退職する名将吉丸信監督の花道を飾ろうと、27年ぶりの頂点を狙うチームの士気は高い。

 シード校で唯一、残ったのが2年ぶりの優勝を目指す佐賀北。1試合平均得点は4チーム中最低だが、勝負どころで一気に畳み掛ける攻撃で接戦をものにしてきた。躍進の原動力は堅実な守備。140キロを超す直球が武器の福井一朗投手(3年)と制球力抜群の横尾龍投手(3年)の「二枚看板」を、3試合で失策1の守備陣が盛り立てる。

 佐賀商は終盤の粘りが持ち味。3試合とも六回以降に決勝点を挙げた。準々決勝の早稲田佐賀戦では長打が6本出るなど打撃陣の調子は上向き。左腕角田一記(2年)と右腕角田泰基(2年)の両投手はピンチに動じず、安定した投球を披露する。3試合で8失策の守備陣が奮起できるかが、6年ぶりの甲子園出場への鍵となる。


=2014/07/22付 西日本新聞朝刊=

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