明石V打 健志が憲司をアシスト

2回1死一、二塁、右前に勝ち越し適時打を放つ明石 拡大

2回1死一、二塁、右前に勝ち越し適時打を放つ明石

 ケンジがケンジを強力サポート-。2回だ。1点差を追い付き、なおも1死一、二塁。9番明石がフルカウントからディクソンのナックルカーブにうまく合わせた。一、二塁間をしぶとく破る右前適時打。先制を許した先輩「憲司」に勝ち越し点を贈った。

 「勝って、いいスタートをとなりさん(大隣)に切ってほしかった」。難病の手術から地道に復帰を目指してトレーニングを重ねる先輩を見つめてきた。必要なのは言葉のエールではなく、援護点。その思いを表現した。

 松田、吉村の故障離脱で今月10日のオリックス戦(ヤフオクドーム)からスタメン機会をつかんだ。ただ、球宴前の4試合で安打が出ず、球宴明けは、牧原にスタメンを3試合明け渡した。

 明石の武器は打撃。その長所を取り戻すことがスタメンを取り戻すことに直結する。前半戦終了後、マシンでの打撃練習を増やしたという。「狭いところで打つので、体の開きがなくなる」。代打でのスタートとなったが後半戦は10打数4安打、修正が数字につながりつつある。

 8月には松田、吉村が1軍に復帰してくる。ヤクルトから川島もトレードで加入し、三塁の定位置争いに加え、1軍生き残りも厳しくなる。「刺激を受けている。でも、できることをしっかりやるだけ」。こちらのケンジも懸命に結果を追う。 (永松幸治)

=2014/07/28付 西日本スポーツ=

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