マッチ 点火間近 2軍で実戦復帰 いきなり先制打

復帰初打席で適時二塁打を放ち、ベンチに戻って喜ぶ松田 拡大

復帰初打席で適時二塁打を放ち、ベンチに戻って喜ぶ松田

右中間へ先制打を放つ松田

 故障で戦列を離れている福岡ソフトバンクの岡島秀樹投手(38)と松田宣浩内野手(31)が、17日のウエスタン・リーグ中日戦(雁の巣)でそろって実戦復帰した。左ふくらはぎを痛めた岡島は先発で1回を無安打無失点。右人さし指を骨折した松田は「2番・指名打者(DH)」で先発出場し、初回の第1打席で適時二塁打を放つなど2打数1安打1打点だった。ともに故障の影響を感じさせず、今月中の1軍復帰へ大きく前進した。

 ■豪快&繊細

 豪快、繊細なスイングとともに、松田がグラウンドに帰ってきた。右人さし指を負傷したまま試合に出場した7月2日以来の実戦復帰。初回先頭の亀沢が安打で出塁した後、スタンドのファンの拍手を浴びて46日ぶりの打席に向かった。

 「スピードや変化球に対する感覚は思ったより鈍っていなかった。スムーズに入っていくことができた」。初球ボールの後、2球連続で豪快に空振り。追い込まれた後の4球目だった。「シーズンと同じように」と繊細な打撃に切り替え、外角低めの直球を逆方向の右中間に運ぶ二塁打で先制点をもたらした。

 2回2死一、二塁で迎えた第2打席はカウント2-2から中飛。凡退したものの、この打席では鋭い当たりのファウルも放った。「打撃の方は全く問題ない」との言葉通り、バットだけなら今すぐ1軍に戻れる状態にあることを証明した。

 今後もDHでの出場を続ける予定で、三塁の守備には22日のオリックス戦(北神戸)で復帰の見込み。「スタートから守りに就いて感覚を取り戻したい」と意気込む選手会長は、順調なら26日からの日本ハム3連戦(ヤフオクドーム)での1軍復帰が有力視される。

 試合後は声の実戦復帰も果たした。選手がスタンドにあいさつするスピーチの際、東浜からマイクを受け取った。「9年目、松田宣浩です」と切り出して沸かせると、最後は「ワン、ツー、スリー…マ~ッチ!」と絶叫。これも7月2日のお立ち台以来だった。「コンディションを整えて、ベストなプレーができるようにする」。Vロード合流へ、マッチの点火準備は最終段階に入った。 (山本泰明)

=2014/08/18付 西日本スポーツ=

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