摂津 4年連続14勝死守へ 48球投げ込み自信

ブルペンで投げ込む摂津 拡大

ブルペンで投げ込む摂津

千賀(右)、飯田(中央)と話す摂津

 右手親指の打撲で離脱していた摂津正投手(32)が25日、リーグ優勝とシーズン14勝以上のW死守へ準備を完了させた。西戸崎室内練習場で離脱後初めて投球練習し、48球を投げ込み。復帰戦の27日日本ハム戦(ヤフオクドーム)に向け、万全な回復ぶりを見せた。

 真っすぐが糸を引き、捕手のミットに吸い込まれた。「もう大丈夫」。右腕の表情は徐々に、自信を深めた。カーブなどの変化球も交えて12球投げると、斉藤学リハビリ担当兼ファーム巡回コーチに打席に立ってもらい、右打者4人、左打者2人と実戦を意識した投球も行った。斉藤コーチが「普通には打たれないくらいキレのいい真っすぐを投げていた」と証言すれば、視察した田村バッテリーコーチも「大丈夫だね」とホッとした様子だ。

 15日のオリックス戦(京セラドーム大阪)の初回、右手親指にライナーが直撃。わずか10球で降板した。大事には至らず、抹消期間はほぼ最短11日間で済む予定。危ぶまれたシーズン終盤での長期離脱は避けられた。「これからは大事な試合になっていく。勝ちにこだわっていきたい」

 ここまで8勝のエースは、先発に転向した2011年から14、17、15勝と「3年連続14勝以上」を達成してきた。レギュラーシーズン終了までの6週間で6度の先発が見込まれ、“ノルマ”達成には全勝しかない。一方で、水曜日の登板が続けば、9月3日は本拠地ヤフオクドームで、同17日は敵地京セラドーム大阪で、2位オリックスとの直接対決が待つ。

 4年連続の高水準の成績を保つことは、チームの優勝に直結する。久しぶりのマウンドに「試合から遠くなっているから、立ち上がりには気を付けたい」。タカ投の大黒柱が、Vロードを固めていく。 (谷光太郎)

=2014/08/26付 西日本スポーツ=

PR

PR

注目のテーマ