マッチ元気注入 きょう1軍即先発

 ラストスパート、「俺」に任せろ! 右人さし指の骨折で戦列を離れていた松田宣浩内野手(31)が、きょう26日の日本ハム戦(ヤフオクドーム)で1軍復帰する。「7番三塁」でスタメン予定。17日の実戦復帰後、2軍戦では出場全6試合で安打をマークするなど、調整は万全だ。2位オリックスとは3・5ゲーム差で、シーズン残り30試合。「元気印」の選手会長が、お疲れ気味のチームをVまで引っ張っていく。

 ■「7番・サード」

 自分のやるべきことは分かっている。だからこそ松田は、はやる気持ちを抑えきれなかった。1週間に及んだ2軍の関西遠征から24日夜に帰宅。翌日は荷物整理のため、約2カ月ぶりにヤフオクドームを訪れた。「1軍に元気をもっていきます!」。報道陣に意気込みを問われると、なぜか走って球場を後にした。

 自ら宣言した通り「元気」を注入する。チームは、先週末のロッテ3連戦で1勝2敗。22日は延長11回でサヨナラ負けし、24日は今季5度目の零封負けを喫した。最近3カード連続で勝ち越しがなし。夏場の疲労もありベンチに「重苦しさ」が漂っているのは否定できない。今季から選手会長にも就任したムードメーカーは、ラストスパートへ向けてチームに勢いをもたらすつもりだ。

 「自分は元気を出していくしかない。ワクワクしながら、自分のできることをやるだけ。とにかく一球一球に集中して。(離脱していた分を)取り返していきたい」

 ■ハム大谷撃ちへ

 開幕からフル出場を続け6月末までに13本塁打を放ったが、7月2日の練習中に骨折し翌3日に出場選手登録を抹消された。当初は8月上旬の復帰を目指していたが、1カ月間はギプスを装着。50日以上の離脱を強いられた。チームの力になれなかった期間のモヤモヤした気持ちを、残り30試合にすべてぶつける構えだ。

 そのための準備は整っている。実戦復帰となった17日のウエスタン・リーグ中日戦(雁の巣)では、いきなり右中間への二塁打をマーク。三塁の守備につき初めてフル出場した22日の同オリックス戦(北神戸)ではバックスクリーンへの2ランを放った。2軍戦出場6試合で、すべて安打を放ち計19打数6安打、1本塁打、3打点。「スピードや変化球に対する感覚は思ったより鈍っていなかった。打撃は全く問題はない。とにかく準備はできた」。復帰初戦からの大暴れを予感させている。

 打線に勢いをもたらす男の復帰に、この日遠征先の東京から空路福岡へ戻った秋山監督も「打って、走って、守れる選手だからな」と喜んだ。2位オリックスとは3・5ゲーム差。タカの元気印が、3年ぶりのVへ向かってチームをぶっちぎらせる。 (倉成孝史)

=2014/08/26付 西日本スポーツ=

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