大隣 幸せ115球 昨年はいなかったV戦線マウンド

先発し7回2失点と力投した大隣 拡大

先発し7回2失点と力投した大隣

 ■7回2失点 3勝目お預け
 
 優勝を争うチームの大事な一戦を託されたことに幸せを感じた。復帰後最短となる中8日での先発マウンド。大隣が懸命に左腕を振った。「(中8日での登板は)問題なかったし、球数も大丈夫だった」。今季3勝目は消えたが、7回を2失点と好投。今季最多の115球を投げ抜いた。

 初回は「シュート回転した」直球を松井稼に同点弾とされた。2回は下位打線の連打で勝ち越されたが、粘り強く試合をつくった。味方が逆転した直後の5回1死一塁では、藤田を狙い通りの二ゴロ併殺。「序盤はテンポが悪かったけど何とか粘れた」。6、7回も打者3人で片付け、先発の仕事を果たした。

 「優勝争いのプレッシャーはあるけど、7月に復帰して、こういう場を任されていることはありがたい」。重圧すら幸せに感じられるからこそ、粘れた。先発ローテの一角として9月戦線も任せられることを証明したことは、痛い敗戦の中での明るい材料となった。

 黄色靱帯(じんたい)骨化症から復帰し、7月27日のオリックス戦で422日ぶりの白星をマーク。ここまで防御率1・73で、先発では4試合負けなしだ。「中6日で投げたいし、何とかチームの力になりたい」。現時点で次回の登板日は流動的だが、苦しみを経験した左腕は、さらに緊迫した局面で力を発揮する。 (倉成孝史)

=2014/09/01付 西日本スポーツ=

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