五十嵐 球団新43HP サファテ 自己新36S “定番”の零封リレー

8回から登板、1イニングを無失点に抑えた五十嵐 拡大

8回から登板、1イニングを無失点に抑えた五十嵐

 ■競争意識プラス
 
 2人の絶対的なリリーバーがともに大きな勲章を手にした。8、9回、五十嵐、サファテがいつも通りリードを守りきった。ともに1イニングを無失点。五十嵐は球団新の43ホールドポイント(HP)、サファテは自己最多の36セーブ目をマークした。

 8回、五十嵐の名前がコールされると、スタンドのタカ党から大歓声が上がった。先頭の岡田に内野安打で出塁を許したが、連打は許さない。43HPは2010年に摂津、ファルケンボーグ(現楽天)の42HPを上回るチーム新記録だ。

 今季、好投を続ける理由に五十嵐は「救援陣の激しい競争」を挙げる。「すべてのメンバーが闘志全開でやっている。僕は今の場所(8回)を奪われたくないと思っているし、デニス(サファテ)もそう思っているはず」。確固たる地位を築き上げた14年目右腕でさえも常に緊張感を持ち、自身を追い込んでいる。

 9回に登場したサファテは1死三塁のピンチを招いたが、代打井口を空振り三振、福浦を遊ゴロに仕留めた。今季60試合目の登板で36セーブ目。11年広島時代に記録した自己最多の35セーブを超えた。リーグ単独トップに立ったが、最多セーブのタイトルには無頓着だ。「優勝しか考えていない。それができたら、タイトルが取れなくても構わない」。助っ人ストッパーは献身的な姿勢を見せる。

 シーズンは残り14試合。ラストスパートには2人にフル回転の活躍が不可欠だ。 (永松幸治)

=2014/09/14付 西日本スポーツ=

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