長谷川 2戦連続 代打二塁打

7回2死、右越え二塁打を放つ代打・長谷川 拡大

7回2死、右越え二塁打を放つ代打・長谷川

 ■頭から滑り込む
 
 手負いのヒットマンが、チームを鼓舞した。7点を追う7回2死。右足首を痛めている長谷川が、細川の代打として打席に入った。2ボール1ストライクからの4球目。「自分のスイングをしようとだけ思っていた」。菊池の低め直球を完璧に捉えると、打球は右翼フェンスを直撃した。

 右足を引きずりながらの走塁でも楽々の二塁打だったが、痛みで止まれないため二塁へは頭から滑り込んだ。「100パーセントで走れているかどうかなんて分からないけど、とにかく早く(二塁に)たどり着きたいとしか考えてなかった」。直後に代走の高谷と交代。明石の適時打で1点を返した。前日(25日)にも2点を追う5回に2点二塁打を放ち、二塁へ猛然とヘッドスライディング。重圧からか元気のない打線の中で、一振りに懸ける男が連日の気迫を見せた。

 ■残りも代打濃厚

 9月3日のオリックス戦(ヤフオクドーム)で、本塁突入の際に右足首を捻挫した。翌4日からベンチスタート。そこからスタメンを外れている20試合で、チームは7勝13敗と大きく負け越している。昨季は198安打を放ち、最多安打と首位打者のタイトルを獲得。打線の「柱」の一人として、現在のチーム状況に当然責任を感じている。「自分は自分のできることをやるしかない。打席に入れば打つ。そのための準備をするだけ」。シーズン残り2試合も代打での起用が濃厚だが、全身全霊の打撃を繰り返す。 (倉成孝史)

=2014/09/27付 西日本スポーツ=

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