今宮も守りで超美技、中田の開幕5連勝をアシスト

 連敗ストップでGWは白星発進だ! 今宮健太内野手(22)が攻守にわたる大活躍でチームを救った。打撃では5回に西武菊池から逆転の2点二塁打。ともに甲子園を沸かせたライバルを打ち崩すと、自慢の遊撃守備では初回に超ファインプレーを見せ、先発の中田賢一投手(31)の開幕5連勝をアシスト。27日の「どんたく博多デー」でもっと勢いをつけて、29日からの敵地オリックス3連戦はビシバシいかせてもらいましょうか!

  同い年の宿敵から値千金の一打を放った。1点を追う5回2死一、二塁。今宮は先発菊池の直球を待っていた。「打席のどこかで必ず投げてくる」。真ん中低めの142キロを捉え、左越えの逆転2点二塁打。完全に読み勝った殊勲打だった。

 今季初の3連敗を阻止し、試合後のお立ち台では笑顔が爆発した。「チャンスでピッチャーが同級生。同級生には抑えられたくないし、抜けてくれてよかった」。ともに甲子園を沸かせた菊池へのライバル心も、快打の原動力となった。

 今季は広島の大瀬良ら大学進学した同級生がプロ入り。「同い年には負けられないし、同級生でプロ野球界を盛り上げられれば」。中でも同じ高卒のドラフト1位としてプロ入りした菊池は“戦友”として、特別な関係であり続けている。

 菊池からのプロ初の適時打だけではなく、自慢の遊撃守備でもチームを救った。先発の中田が1点を先制され、なお1死一、二塁で、中村の強烈な二遊間のゴロをダイビングキャッチ。「6-4-3」の併殺で大量失点のピンチを救った。

 

 

 「何とか(打球を)止めようと思った。すっぽりグラブに入ってうれしかった」。この日の中田は序盤から制球が不安定で、大崩れする可能性も秘めていた。それだけに、秋山監督も「一気に大量失点になると(逆転は)きつかった。値千金でしょ」と絶賛した。

 今宮がヤフオクドームで打点を挙げれば、2012年9月18日の西武戦から14連勝。前日までの得点圏打率が・133と振るわず、初回には送りバントも失敗した今宮だったが、名誉挽回の一打で中田にも開幕5連勝をプレゼントした。

 連敗も「2」で止まり、ゴールデンウイーク(GW)は白星発進。選手会長の松田らが定番にしようとしている「1、2、3、4、おれがやる!」のマイクパフォーマンスは「バントを失敗したから」と自粛したが、これも自分のプレーに対する厳しさの表れだ。

 「(GWは)もっとたくさんの方が足を運んでくれると思う。その中で自分たちも精いっぱいプレーしたい」。27日の西武戦の後は、29日からオリックスとの首位攻防3連戦を含めた9連戦が待つ。チームの底力が問われるGWは、他球団を引き離すチャンスだ。 (末継智章)

=2014/04/27付 西日本スポーツ=

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