3戦連続2桁得点 デホが2試合連続決勝打

 タカ打線が止まらない! 10年ぶりの3試合連続2桁得点! ホークスは初回に広島の大物ルーキー大瀬良から5安打で7得点を奪って、早々と試合を決めた。1番中村晃外野手(24)は初回だけで2安打3打点。自身初の5安打で切り込み隊長の役割を果たした。チームの16得点、21安打とも今季最多。ホークスは4連勝で貯金を今季最多の「13」に乗せた。セで旋風を巻き起こすカープに今季は4戦全勝。この勢いで8日からはトラ狩りだ!

  初もの大瀬良一蹴

 試合後の広島に降った雨はカープ女子の涙雨か。タカ打線は初回に打者11人を送って5安打7得点。10年ぶりの3試合連続2桁得点で、21安打、16得点はともに今季最多と、まさに大爆発だ。「いい流れでいけて良かったねえ」。今季交流戦最長の4連勝に、秋山監督もご機嫌だった。

 絶好調の1番中村が猛攻の火付け役となった。「初回からしっかり集中していけました」。初回、既に5勝を挙げたルーキー大瀬良から右前打。相手守備の乱れもあって1死一、三塁とすると、4番李大浩が左前先制打を放った。6番松田、7番本多も連続タイムリー。打者一巡しても手を緩めない。またも中村だ。2死満塁で外角の真っすぐを素直に打ち返し、走者一掃の左越え二塁打。約30分の攻撃で、スコアボードの左端にいきなり「7」をともした。

 「初ものに弱い」などといわれた中、初対戦の大瀬良をあっさり攻略。「よーいどんで(中村)晃が打ってくれたのが大きかったね」。小川ヘッドコーチは、切り込み隊長の爆発に目を細めた。

 中村は2回の第3打席でも左前打を放ち、早々と今季7度目の3安打猛打賞を決めた。7回には左中間へ二塁打。9回には左前打と、まさに手がつけられない状態。「逆方向に打てているのはいいことですね」。めったに自画自賛をしない求道者が、プロ7年目にして初めての1試合5安打に胸を張った。

 カープに4戦全勝

 満身創痍(そうい)だ。5月29日のDeNA戦で自打球を右足甲に当て打撲を負った。1日のヤクルト戦では、フェンスに跳ね返った打球が顔面を直撃し、右目付近を腫らした。それでも弱音は一切吐かない。「僕のような立場は出続けて結果を出さないといけない」。開幕後から繰り返す言葉。レギュラー安泰とは決して思っていない。

 中村は交流戦の打率を4割1分1厘に上げ、シーズン打率も3割6厘で、4月19日以来49日ぶりに3割に乗せた。「(打率を)気にするのはまだ早いと思う。自分たちの戦いをしっかりやることが大事」。24歳は気を引き締め直した。

 ホークスは交流戦、リーグともに2位をしっかりキープ。貯金は今季最多の「13」だ。世間は梅雨でも夏真っ盛りのタカ打線が、ダブル奪首に向けて加速している。 (永松幸治)

=2014/06/08付 西日本スポーツ=

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