タカCSファイナル今夕火ぶた 選手会長の松田「早く試合したい」

 プロ野球のクライマックスシリーズ(CS)は15日からファイナルステージが始まる。パ・リーグで3年ぶりに優勝した福岡ソフトバンクホークスは、福岡市のヤフオクドームでファーストステージを制した3位の日本ハムと対戦。リーグ優勝チームにはアドバンテージの1勝が与えられ、先に4勝したチームが日本シリーズに出場する。

 午前11時前、球場に選手で一番乗りしたのは、今季リーグ最多安打のタイトルを獲得した中村晃外野手(24)。無言で球場に入り、午後6時プレーボールの大一番に向けて早くも集中力を高めていた。

 14日夜にようやく対戦相手が日本ハムに決まったが、選手会長の松田宣浩内野手(31)は「どちらが来ても同じ。アドバンテージのおかげできょう(15日)勝てば2勝になるし、早く試合したいという思いが強い」と意気揚々。第1戦の先発を任された大隣憲司投手(29)は「昨夜はぐっすり眠れました」と笑顔をのぞかせるなど、リラックスしていた。

 開幕前日の14日に今季限りでの辞任を表明した秋山幸二監督(52)は午後に球場入り。14日の辞任会見で監督6年の集大成となる3年ぶりの日本一へ意気込みをみせており、負けられない戦いに臨む。

■「絶対日本一」ファンは興奮

 ヤフオクドーム(福岡市中央区)では、試合開始を待つファンから、秋山幸二監督や選手たちに激励の声が聞かれた。

 真っ赤な「カチドキレッド」のユニホームに身を包んだ同市博多区の女性(69)は「終盤に連敗した時は監督の采配ミスだと怒鳴りたくなった」と言いつつも「やっぱり秋山監督だからここまで来られた。初戦に勝って勢いに乗ってほしい」と力を込めた。

 「秋山監督の辞任はすごくショック」と声をそろえたのは、女子大生の二人。「だからこそ絶対日本一になります! 今日の先発は大隣憲司投手だし、決めてくれると信じている」と期待を込めた。

 福岡県直方市の60代男性は「地元球団だし、リーグ優勝後は福岡の街に活気がある。今日は一段と声を張り上げたい」と試合が待ちきれない様子だった。


=2014/10/15付 西日本新聞夕刊=

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