スタン 4回2/3 6失点

 沸き返る甲子園の大歓声に、スタンリッジが小さくなった。5回途中6失点でKO。「(阪神ファンの)応援に元気があるのは僕のせい」。昨季までの4年間、自分を後押ししてくれた虎党の大合唱を、傷心の助っ人は自虐的に受け入れた。

 セ界の打点王ゴメスにやられた。3回までわずか被安打1。上々の滑り出しだったが、4回1死二塁から左翼線へ先制の適時二塁打を浴びた。内角を狙った直球が外角高めへ。「引っかけてしまったようだ。失投」と郭泰源投手コーチも肩を落とす1球となった。

 続く5回は2四球が絡んだ2死満塁のピンチを招き、またもゴメスに左前への2点適時打。「同じ球種を続けていては打たれてしまう」。外角に変化球を続けた配球を悔やむ間もなく、続くマートンに2点適時二塁打を浴びて降板した。

 自身初の日本シリーズ登板。球団では南海時代の1964年スタンカ以来となる、外国人投手のシリーズ開幕投手で結果を残せなかった。屈辱の大合唱を聞かされた右腕は「次回に向けて考えていきたい」と雪辱の機会が訪れることを信じて準備することを誓った。

=2014/10/26付 西日本スポーツ=

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