ホークス勝利呼ぶスローガン 担当者「ファンと一つに」

歴代スローガンを紹介する福岡ソフトバンクホークスの新井仁マーケティング副本部長 拡大

歴代スローガンを紹介する福岡ソフトバンクホークスの新井仁マーケティング副本部長

思い思いの応援ボードを掲げ声援を送るスタンドのホークスファン=29日午後9時すぎ、福岡市中央区のヤフオクドーム

 プロ野球の日本シリーズで福岡ソフトバンクホークスは29日、劇的なサヨナラ勝ちで3年ぶりの日本一に王手をかけた。「俺がやる。」のスローガンの下、本拠地のファンが選手を後押しした。チームスローガンが本格的に使われ始めたのは、秋山幸二監督が就任した2009年から。監督の野球哲学を踏まえて毎年、個性的な“作品”がチームを鼓舞。その根底には「ファンと選手の気持ちを一つに」(球団担当者)との思いが込められている。

 「フリキレ」「VV(ブイブイ)」「超!」「ダ」…。セ・パ12球団でも際立つスローガン。シーズン終了後に担当者が秋山監督にイメージを聞き、言葉を練り上げてきた。「俺がやる。」は、選手に積極性を求める監督の意向が反映された。「俺」を別の言葉に入れ替えた応援ボードはおなじみとなり、日本シリーズでは「虎がやる」とまねをする阪神ファンも。

 「打席でできることは知れている。そこに立つまでに何をするかだ」と秋山監督は常々、準備の重要性を説いてきた。井上勲広報室長は「どのスローガンも、日ごろの努力なしには胸を張って言えないものばかり。ポップな言葉の裏にはプロ選手の原点がある」。

 球団マーケティング本部の新井仁副本部長は「チームの目標を掲げるのではなく、ファンが普段の生活でも使えるスローガンを意識してきた」と明かす。来季のスローガンは、新監督の意向に委ねられるが、ファンとチームの一体感を生む言葉になることは間違いない。

=2014/10/30付 西日本新聞朝刊=

ホークス2014闘いの軌跡 特設ページはこちら

日本一を決める日、撮影したら即アップ《試合中から胴上げ、ビールかけも》

PR

PR

注目のテーマ