内川 200安打挑む 日本人右打者初は「俺」だ

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FBS福岡放送のスポーツ情報番組「夢空間スポーツ」に出演した内川(右)

 最強右打者は「俺」だ!! 7年連続打率3割の内川聖一外野手(32)が2日、来季の目標に史上6人目のシーズン200安打を掲げた。今季、日本人右打者で最多の193安打を放ったヤクルト山田の活躍に大いに発奮。「限界をつくるな」との工藤新監督の号令に早くも賛同し、記録の上でも最強右打者の称号をつかむ意気込みを示した。

 ■「上を目指す」

 向上心がかき立てられた。1日の会見で工藤新監督が、選手に対して「自分に限界をつくらないような意識を持ってもらいたい」とメッセージ。伝え聞いた内川は迷わず一つの目標を口にした。「やはり200本打ってみたい。日本人の右打者では誰も打っていないから。僕らの年齢で現状維持(を心掛けて)はマイナスなので上を目指す」

 若武者の台頭が大きな刺激になっている。同じ右打者で22歳の山田(ヤクルト)が今季シーズン193安打。日本人右打者のシーズン最多安打記録だった藤村富美男(阪神)の191安打も64年ぶりに塗り替えた。

 山田を指導する杉村繁チーフ打撃コーチは、内川も横浜時代の2008と09年に師事。フォームを固めるために杉村コーチが当時の選手にさせていた6種類のティー打撃が、現在ヤクルトで10種類に増えていると耳にしており、練習メニューにも関心を寄せる。ともに今月の日米野球に出場する侍ジャパンに選出。「彼はホームランも打てるし、すごい。僕の方が年上でも学ぶことは多いと思うので、可能な限りものにしたい」と貪欲に打撃理論を交わす考えだ。

 安打数を自己アピールの一つと捉えていた20代と異なり、今は状況に応じて安打より進塁打を優先するなどチーム打撃を心掛ける。「自由にやって得られるものと、チームのために制約を感じながら目指す数字は価値が違ってくる」と言い切った。通算2157安打の秋山前監督から、同224勝した大投手へと監督が交代。「違う見方からアドバイスを受けるのはうれしい」と、投手目線からの指導も望んだ。

 この日はFBS福岡放送のスポーツ情報番組「夢空間スポーツ」に出演。キャプテン就任への意欲を問われ「僕が決めることではないけど…」と前置きした上で、こう続けた。「名前が挙がる選手でいたい」。球団初の2年連続日本一へ、不変のスタンスで勝利につながる安打を積み重ねていく。 (末継智章)

=2014/11/03付 西日本スポーツ=

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