松田30発打つ!! ドーム改修大歓迎“ラッキーゾーン”狙う

 「俺」が新ドームの「顔」になる!! 来季プロ10年目を迎える松田宣浩内野手(31)が27日、自身初のシーズン30本塁打を視野に入れた。今オフのヤフオクドーム改修計画で来季から外野フェンス前に“ラッキーゾーン”が設置されることになり、これまでより本塁打が出やすくなる条件を大歓迎。2011年の25本が最多だったアーチを新ドームで量産し、同時に初のシーズン100打点突破も今度こそ実現させる。

 ■新本拠地の「顔」に

 本拠地改修の話を耳にした松田が、色めきたった。「左中間と右中間が狭くなるって、本当ですか? じゃあ“そこ”を狙おう」。狙いを定めたのはヤフオクドームの左中間。本塁打増加のため孫オーナーが号令をかけた計画に賛同した。

 今季は「10・2」のリーグ最終戦で左中間へ劇的なサヨナラ優勝決定打を放つなど、勝負強さが際立った。一方で本塁打は18本。19本の李大浩に次ぎ、内川と並ぶチーム2位とはいえ、毎年30本塁打を狙う身としては物足りなさが残った。

 球団の計画では、12球団の本拠地球場で最も高い5・8メートルの外野フェンス前に観客席を新設。外野が狭くなるだけではなく、観客席の前に設置される新しい外野フェンスも現在より低くなる見込みだ。ライナー性の打球が多い松田にとっては願ってもない改修となる。

 既に楽天の本拠地のコボスタ宮城では恩恵にあずかっている。2012年オフに“ラッキーゾーン”が新設され、最も高い箇所で4・1メートルあった外野フェンスが2・5メートルになった。11、12年に本塁打ゼロだった松田は13年に3発。今年も5月2日に「ライナーを心がけた」打球が右翼“ラッキーゾーン”に飛び込むなど、チーム最多の5本塁打を放った。改修される本拠地でも「新ドーム男」としてアーチを量産する可能性は大いにある。

 松田自身、躍進への自信がある。今季は右手人さし指骨折で約1カ月半離脱した影響もあり56打点。それでも「デホ(李大浩)や内川さん、ハセ(長谷川)とたくさん打てる人がいるので、プレッシャーが軽くなった。もっと(打点を)稼げる」と手応えをつかんだ。10年目で初の30本塁打だけでなく、100打点にも照準を合わせた。

 “ラッキーゾーン”ができれば、打撃戦が増すことも予想される。もちろん、松田に負けるつもりなどない。「連覇するには、またチャレンジの気持ちで臨まないといけない。一人だけじゃなく、みんなが打点を挙げていけば達成できる」。打線の火付け役として、マッチがどんどん柵越えさせていく。 (末継智章)

=2014/11/28付 西日本スポーツ=

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