細川 任せろ松坂再生 「横振り」を「縦振り」に直す

西武時代の松坂(左)と細川 拡大

西武時代の松坂(左)と細川

ラウンドの合間、ゴルフ場のハンバーガーをほおばる細川

 【ホノルル(米ハワイ州)石田泰隆】松坂再生は任せろ! 福岡ソフトバンク細川亨捕手(34)が、西武時代にバッテリーを組んでいた松坂大輔投手(34)の「完全復活」を約束した。優勝旅行2日目となった9日(日本時間10日)、球団主催ゴルフコンペに参加した女房役は、9年ぶりの日本球界復帰を同じホークスの一員として迎えることになった右腕の“再生”に投球フォームの原点回帰を勧める。さらに8年のブランクを埋めるため、打者情報を共有していく。

■原点のフォームに

 ホノルルの強い日差しで、細川の顔は真っ赤に日焼けしていた。午前7時台のスタートながら、ホールアウト後に疲労感はない。「めちゃくちゃ気持ちよかった。コンディションも最高だったし、楽しく(ラウンドを)回れました」。自己ベストを2打更新するグロス89を出したからか? この日はいつにも増して口が滑らかだった。

 今オフ、西武時代の後輩でもある松坂の加入が決定。11月24日に行われたファンフェスティバルでは「エース摂津、そして松坂大輔。(来季は)二枚看板で先発投手陣を引っ張っていくと思う。この2人で最低20勝はしてほしい」と球団の正式獲得発表前からフライング気味に?ノルマを課すなど大きな期待を寄せた。このハワイではより具体的なポイントを挙げながら、松坂の「完全復活」アシストを誓った。

 「大輔(松坂)がここ数年、成績を残せてないのは右肘の手術だったりいろんな要素が絡んでいるけど、専門的な話をすると投球フォームが『縦振り』から『横振り』になっている。日本でよかった時の大輔は『縦振り』で投げていた。まずは、そこかな」

■ゆっくり話し合う

 ボールの大きさや質、あるいはアメリカ特有の硬いマウンドや自身のコンディショニングなどが複雑に絡み合い、投球フォームが変化。西武時代に見慣れた松坂は細川の知らないマツザカになっていた。「『横振り』を『縦振り』に直すだけで、ボールの軌道であったり質は確実に変わってくる。ボールの力強さも戻るはず。これからゆっくり話し合いたい」。全盛時の松坂を最も知る捕手ならでは“オペ”で、松坂を再生させるシナリオだ。

 情報のバージョンアップも準備している。2007年に米大リーグへ移籍した松坂は8年間、日本野球の情報がない。入団会見の際に「これから打者の映像をまとめたDVDを球団に頂き、勉強します」と話していた松坂だが、細川は「大輔が活躍することで、連続日本一への道が大きく開ける。僕の持ってる情報を渡し、しっかり対策を練ります」と意気込んだ。日本一連覇の鍵を握る男の復活-。細川の手腕に要注目だ。

=2014/12/11付 西日本スポーツ=

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