HKT48 武道館で輝いた 女性アイドルグループ最速!

 ●CDデビューから1カ月と7日

 福岡市を拠点に活動するアイドルグループHKT48が27日、東京・日本武道館で初の単独コンサートを行い、1万人を超す観衆を集めた。AKB48と、姉妹グループによる4日間連続公演「AKB48グループ臨時総会~白黒つけようじゃないか!」の一環。女性アイドルグループ史上最速となるCDデビューから1カ月と7日での武道館公演だ。色鮮やかなペンライト-光と声援の洪水の中、「初めて尽くし」の大舞台で平均年齢15歳の“末っ子”が、全29曲を歌いきり、躍動した。 (古川泰裕)

 ●博多弁響いた!

 360度、客席に囲まれたステージ。数々のアーティストが立った伝説の舞台で、末っ子たちの笑顔がはじけた。

 記念すべき1曲目は、チームH公演「博多レジェンド」でもおなじみの「君のことが好きだから」の博多弁バージョン、「君のことが好きやけん」だ。ファンのかけ声「好いとっちゃん!」が響き、ステージと会場は早くも一体、つかみは完璧だ。2曲目「お願いヴァレンティヌ」、3曲目「HKT48」と、勢いあるナンバーを3連発、武道館を興奮の渦に巻き込んだ。

 MCでは、指原莉乃が息を切らせ「あとは若い人にお任せします」と“リタイア宣言”し、笑いを誘う。村重杏奈も負けじと新ギャグ「武道館」で会場を静寂に包むと、中西智代梨も「井上陽水」の物まねで沸かせた。

 MC後は指原も復活。前田敦子が歌っていた「渚のCHERRY」を2期生の岡田栞奈、谷真理佳、山田麻莉奈と歌い踊る。5曲目は、センター・田島芽瑠と人気急上昇中の朝長美桜の「となりのバナナ」。アイドルオーラ全開で、1万人の視線をくぎ付けにした。

 6曲目は、関東に“凱旋(がいせん)”した多田愛佳と植木南央、若田部遥が「逆転王子様」。7曲目には、宮脇咲良と本村碧唯が、SKE48の人気曲「狼とプライド」をデュエットし、笑顔を振りまいた。8曲目は一転して、兒玉遥と田中菜津美、熊沢世莉奈が「残念少女」をクールに披露。9曲目では、AKB48在籍時に指原が歌っていた「炎上路線」を、お笑いツートップの村重と中西が歌い上げた。

 13~15曲目は「今がイチバン」「片思いの唐揚げ」「キレイゴトでもいいじゃないか?」と、デビューシングル収録曲が3曲。16曲目では、福岡県の家具メーカーのCMソング「タンスのゲン」が初披露された。

 17~22曲目までは、チームHと研究生に分かれてパフォーマンス。研究生の「RIVER」では本物の火が飛び出し、ステージはますます熱を帯びた。24曲目には、先輩グループの曲を怒とうのメドレー。武道館を熱気に包んだまま、初のオリジナル曲「初恋バタフライ」で本編を締めくくった。

 ●指原「スタート」

 アンコールでは、メンバーが涙を浮かべながら公演を振り返る。センターの芽瑠は号泣。「初めてのコンサートがこんなに大きな会場。泣きながら練習したこともあったけど、最高のステージをつくることができました。これからも力を合わせて、もっともっと夢に向かって頑張ります」と決意も新た。指原も声を震わせ「ここがゴールではなくスタート。39人で頑張っていくので、これからも応援よろしくお願いします」と呼びかけ、大歓声を浴びた。初の単独公演を締めくくるのは、もちろんデビューシングル「スキ!スキ!スキップ!」。場内が一体となったパフォーマンスで、笑顔いっぱいのステージが幕を下ろした。

 練習では、スタッフに厳しい評価をされ、メンバー同士で涙を流しながら話し合う場面も。先輩に比べたら、歌もダンスもまだまだ、それでも試行錯誤しながら、今の彼女たちにできる全身全霊のパフォーマンスで観衆を魅了した。初めての単独コンサート、初めての武道館で、また一つ試練を乗り越えたHKT48。次のステップへ向け、確かな一歩を踏み出した。

 ●“お姉さん”の曲をメドレー

 コンサート中盤には、先輩グループのシングル曲をメドレーで披露。AKB48の「BINGO!」や、SKE48が昨年大みそかに紅白歌合戦で歌った「パレオはエメラルド」、NMB48のデビューシングル「絶滅黒髪少女」に加え、AKB48の公式ライバル・乃木坂46の「制服のマネキン」など15曲を立て続けに披露。チームHの宮脇咲良は「私の好きなNMB48さんの『オーマイガー!』を歌うことができて、とてもうれしかった」と声を弾ませていた。

=2013/04/28付 西日本スポーツ=

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