さくら 26位 今年も咲いた!生え抜き最上位!! HKT48大躍進6人ランクイン

 ●AKB選抜総選挙

 HKT48、大躍進!! AKB48と姉妹グループが一堂に会したイベント「AKB48スーパーフェスティバル」が8日、横浜市の日産スタジアムで開かれた。第1部は女性グループ初となるスタジアムライブで、7万人の大観衆を沸かせた。第2部では、AKB48の32枚目シングルの歌唱メンバーをファン投票で決める「第5回AKB48選抜総選挙」の開票イベントが開かれ、表題曲とカップリング曲を歌う64位までのメンバーが発表された。福岡で活動する姉妹グループ・HKT48からは、1位に輝いた指原莉乃(20)を筆頭に、宮脇咲良(15)が26位、兒玉遥(16)が37位にランクイン。多田愛佳(18)が43位、田島芽瑠(13)が55位、朝長美桜(15)は59位に入り、合わせて“6議席”を獲得した。メジャーデビュー成功の勢いもそのままに乗り込んだ“末っ子”たちが、2回目の選挙で、大きな飛躍を見せた。

 ●昨年をほうふつ

 「HKT48、チームH、宮脇咲良」

 夕闇に沈みゆくステージ。青とあかね色に染まる横浜の空の下。待ち焦がれたその名が呼ばれたとき、HKT48イチの優等生は、驚きのあまり手で顔を覆った。

 チームHの宮脇咲良が26位に入り、選抜メンバーに次ぐ16人・アンダーガールズに入った。5月22日の速報時点では61位と出遅れファンをヒヤリとさせたが、終わってみれば35人のごぼう抜き。速報値の圏外から47位に入った昨年をほうふつとさせるジャンプアップで、HKT48大躍進の象徴となった。

 昨年のランクインは、本人にとってもサプライズだった。初めての総選挙。「難しいと思うけど、入ってたらいいな」。淡い希望を抱きつつ、先輩たちの姿を見て勉強するつもりだった。結果は“まさか”の47位。驚きのあまり目を大きく見開きながら、ステージへ向かった。「昨日より今日、今日より明日、一歩ずつ成長していきたいです」。動揺の中で絞り出した言葉。咲良はこの一年、その“約束”を守り抜いてきた。

 AKB48の28枚目のシングル「UZA」で初めての選抜を経験。同グループ屈指の難しさというダンスに挑戦し、偉大な先輩の姿を間近で見て、多くのことを学んだ。2期生の加入後は、明るくフレッシュな魅力はそのままに、後輩を優しく支える“お姉さん”としての魅力も見せるようになった。HKT48をここまで導いた要因の一つに、咲良の“正統派アイドル”としての、努力と優しさがあったことは疑いようがない。“初志貫徹”。今、自分にできる百パーセントのことをやりきって、前へ進むことをあきらめない。柔和な笑顔からは想像もつかないほどの熱さをもって突き進む彼女の姿勢は、HKT48の姿勢そのものだ。

 驚きに満ちていた顔が、少しずつ落ち着きを取り戻していく。だがスピーチが始まると、こらえきれない。ほほえみと涙で顔をくしゃくしゃにしながら、ファンに感謝の思いを伝える。

 ●次の壁は「16強」

 「本当にありがとうございます。26位、アンダーガールズ入り、本当にうれしいです。これからもいろんな活動を通して、たくさんのサクラを咲かせていきたいです」

 いつもの柔らかな笑顔で、スピーチを締めくくった。

 48グループの次世代を担うメンバーとして、飛躍を果たした咲良。2度目の選挙で、早くもアンダーガールズにたどりついた。だが、今年の総選挙では、姉妹グループの若手メンバーも数多くランクイン。48グループ第2章の担い手は群雄割拠。昨年「つぶすつもりで来なさい」と後輩を叱咤(しった)したAKB48の篠田麻里子(27)は、勢いを増す若手の姿を見て、ついに卒業を宣言。進化をやめない48グループの中心に、咲良をはじめとしたHKT48メンバーも、必ず食い込んでくるはずだ。

 次にそびえる壁は、いよいよ選抜の16人。ほころび始めたサクラのつぼみが、満開になる日は遠くない。 (古川泰裕)

 ◆宮脇咲良(みやわき・さくら)1998年3月19日生まれの15歳。鹿児島県出身。チームH所属。まじめで素直な性格から、グループ屈指の「優等生キャラ」として知られる。昨年の総選挙では、47位でネクストガールズ入り。劇場デビュー間もないHKT48から、ただ一人のランクインを果たした。ダンスナンバー「UZA」で初選抜。最新シングル「さよならクロール」の選抜メンバーにも名を連ねた。

 ●はるっぴ「先輩方つぶすくらいの気持ちでいきます!!」

 HKT48からは、指原と咲良のほかにも4人がランクイン。59位に入った朝長美桜は、泣きじゃくりながら「感謝の気持ちでいっぱいです。本当に本当にありがとうございます」と、絞り出すようにコメント。55位で名前を呼ばれた田島芽瑠は「HKT48の太陽になれるよう、みなさんに笑顔を咲かせられるように、がんばっていきます」と、涙をこらえながら決意を語った。

 AKB48からの移籍という道を選んだ多田愛佳は、昨年の52位から43位に大きく前進。言葉を詰まらせながら「移籍して本当によかった。福岡のファン、HKTのメンバーが受け入れてくれたから今の私がある。これからもHKTの“姉さん”として、HKTをAKB以上に有名にできるようがんばっていきたい」と話し、温かい拍手を浴びた。

 昨年圏外に沈んだことから「今年は絶対に」との思いで努力を続けてきたチームHセンター・兒玉遥は37位。「ここに立つのが一つの目標だったので、本当にうれしい」とりんとした口調で話し始めたものの、次第にこらえられなくなり号泣。顔をくしゃくしゃにしながら「本当に誇らしいけど、まだまだ自分に満足していない。HKTをもっと飛躍させるため、もっともっと上を目指すため、先輩方をつぶすくらいの気持ちでいきます!!」と、力強く叫び、7万人の大喝采を浴びていた。

=2013/06/09付 西日本スポーツ=

PR

HKT48 アクセスランキング

PR

注目のテーマ