中村 来季も大当たりだ 背番号7で7700万円

“祝最多安打”のバットを手に笑顔を見せる中村 拡大

“祝最多安打”のバットを手に笑顔を見せる中村

 「777」で大当たり!! 福岡ソフトバンクの中村晃外野手(25)が24日、ヤフオクドームで契約更改交渉に臨み、4000万円増の年俸7700万円でサインした。来季からは背番号を「7」に変更。「大好きな数字」という背番号に年俸まで「7」が並ぶラッキーぶり?だ。2015年シーズンは、最多安打のタイトルに輝いた今季以上の大当たりで、リーディングヒッターを狙う。

 ストイックな打撃職人が笑った。4000万円の増額という球団からの評価に納得しただけではない。交渉担当者からのひと言が中村の胸に染みた。「1年間いろいろなポジションをしながらしっかり結果を出してくれた、と。うれしかった」。流した汗は報われた。

 「5、6月くらいから痛くなり、8月ごろがピークだった」。左肘痛にも苦しんだ今季は143試合に出場。外野手登録ながら、一塁でも81試合(途中出場も含めて)に出た。打っては2年連続の打率3割をマークし、リーグ最多の176安打をマーク。「来季にまた(痛みが)出たらいけないので」と11月に手術した患部は順調に回復しており、来季は万全の状態で首位打者、最高出塁率のタイトル奪取を狙う。

 そのための準備としてオフは、今季感じていたというストライクゾーンのずれの修正に取り組むほか、故障をしにくい体づくりにも励む。「筋肉を大きくしようとしすぎて、終盤は(打撃面で)いい結果に結びつかないことがあった。トレーニングは続けていきたいけど、より柔軟性を求めたい」。ストレッチにかける時間を増やし、筋肉の可動域を広げていく。低く、強い打球を打てるように、体全体に切れを出すのが狙いだという。

 年明けは例年通り、西戸崎室内練習場で自主トレを行う予定。まだ25歳の中村だが、打撃面でアドバイスを求めたがっている若手選手も多い。「僕が何を教えられるかはわからないが、聞かれたら協力したい」。来季8年目を迎えるヒットメーカーは主力選手としての自覚も芽生えている。

 今季は交流戦に入ってから1番に定着し、チーム最多の99試合に先発出場した。工藤監督は、ポストシーズンや日米野球で1番打者として活躍した柳田もリードオフマンの候補の一人に挙げているが、中村に打順のこだわりはない。「与えられたところで結果を出すだけ」。職人気質の男が「7」を背負ってグラウンドでフィーバーする。 (永松幸治)

=2014/12/25付 西日本スポーツ=

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