吉村来季ノルマ2桁弾 狭くなる本拠「思い切り振る」

 福岡ソフトバンクの吉村裕基外野手(30)が27日、代打稼業で切り開いた新境地でレギュラー奪取を誓った。今季代打で18打数9安打の打率5割、リーグ最多の10打点をマーク。「追い込まれるまでは思い切り振って、追い込まれたらがっつかない」。新たに手にした思考法や、狭くなる本拠地を“追い風”に、来季は自身6年ぶりの2桁本塁打をノルマにした。

 クライマックスシリーズでMVPにも輝いた勝負強さをフルに発揮し、来季はスタメンの座をつかむ。「長打力を出していきたい」。横浜(現DeNA)時代の2008年に34本塁打を放つなど通算121発の実績を持ちながら、ここ5年は1桁台にとどまっている。

 レギュラーがほぼ固定されるなど厳しい立場でも「スタメンで試合に出続けたい」という欲求は強い。昨季は104打席で23三振だったのが、今季は192打席で28三振と、より状況に応じたスイングが出来るようになった。しかも1打席勝負の中で結果を出したという自負もある。さらに来季から高さ約5・8メートルの外野フェンスの前に新しい座席が設けられる。ヤフオクドームの左中間と右中間が従来より約5メートル浅くなることは、ノルマ達成への好材料だ。

 「そうなれば2桁(本塁打)はいけるんじゃないか」とうなずいた。この日は福岡市内で城所と餅つき大会のイベントに参加した。負傷した左手薬指が完治する来年1月下旬には、本格的な打撃練習を再開する予定。4番奪取を狙う内川に負けじと豪打で故郷を沸かせる。 (谷光太郎)

=2014/12/28付 西日本スポーツ=

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