吉村 お立ち台3倍増計画

福岡市内の公園で階段を駆け上がる吉村 拡大

福岡市内の公園で階段を駆け上がる吉村

 福岡ソフトバンクの吉村裕基外野手(30)が3日、福岡市内で本格始動し、今年のノルマに「お立ち台回数3倍増」を掲げた。昨年は移籍後初の7月をはじめ、ヤフオクドームのお立ち台をレギュラーシーズンで3度経験。それでも、チーム最多の今宮の9度と比べると3分の1だ。「あと何年現役でいられるか分からない。誰よりもお立ち台に立ち、ファンの心に残りたい」と、自らをもっとアピールする。

 野球にストイックな半面、チームメートに「個性的」と評される発信力を持つ。自らの代打決勝打でオリックスとの首位攻防戦を制した昨年9月3日は、お立ち台で「皆さんは勝った後に何を飲みます? 僕はプロテインを飲みます」と発言。「ヘラクレス」と称される筋肉ムキムキの体を生かし、機転の利いた言葉で勝利の余韻の残るドームを盛り上げた。

 ホークス選手のお立ち台といえば、松田の「1、2、3…マッチ」が定着し、内川も大分弁でファンを魅了。実力と人気を兼ね備えるスターがそろうだけに、吉村も負けられない。「見に来たファンが特別な日だったと思えることをしたい。お立ち台に立つ活躍を続ければ、連覇に貢献できることにもなる」と、昨季終盤に見せた勝負強さをさらに磨いていく。

 自己アピールはマイクに限らない。アドバイザリー契約を結ぶミズノ社の協力で、オリジナルロゴを作成。本塁打を放った後に高くバットを放り投げる自身のシルエットをイニシャルの「Y」と重ね合わせたもので、この日はこのロゴ入りジャージーを着て階段ダッシュやキャッチボールなど約2時間のメニューをこなした。「30歳になったけど体は動く」。手応え十分の中堅スラッガーが、成績も人気も飛躍の年にする。 (末継智章)

=2015/01/04付 西日本スポーツ=

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