晃 上から目線 打率.330出塁率.430で2冠獲る

西戸崎室内練習場近くにある神社の階段を走る中村晃 拡大

西戸崎室内練習場近くにある神社の階段を走る中村晃

 「セブン&アイ」で2冠取る!! 今年から背番号7に変更する中村晃外野手(25)が7日、首位打者と最高出塁率のタイトル獲得へ「上から目線」を掲げた。レベルスイングを保ちつつ、ボールを見極める精度を高める狙い。この日は西戸崎練習場などで自主トレを公開し、打率3割3分、出塁率4割3分を来季の目標に設定した。グループ会社が国内最多のコンビニ店舗を保有する「セブン&アイ・ホールディングス」に負けじと、背番号セブン(7)がアイ(目)で球界トップを目指す。

 堂々と明確に、中村晃が1年のビジョンを明かした。「目指すのは首位打者と最高出塁率。打率は3割3分打てばタイトルが見えてくるし、出塁率は打率プラス1割は残す」。常々4割と定めていた出塁率の目標も上方修正した。

 昨年はリーグ4位の打率3割8厘。計算上、あと安打を13本上積みすれば3割3分に届いた。その上積みをするため、昨年11月14日に左肘を手術し、リハビリしていた間もシーズン中の打撃を映像で確認。手掛かりをつかんだ。

 「日本シリーズではボールを下から見ていた感じになり、スイングの軌道が悪くなっていた。ボールを上から見る感覚でいけばスイングが水平になるし、ボールも見極められる」。昨年12月下旬から素振りをしながら徐々に修正中。この日は手術後初めてティー打撃を行い、体に新たな感覚をしみこませた。

 選球眼を向上させることで、昨年自己最多の59個だった四球も「100はいきたい」と高い数字を掲げる。昨年実現していれば、リーグ9位の3割7分4厘8毛だった出塁率も、4割3分超えに跳ね上がる計算だ。球団では1968年の野村克也氏(当時南海、103)と2006年の松中(102)しか到達していない大台だが「目標は高く」と動じない。

 一方で昨年取った最多安打のタイトルは「(打順)1番なら取れる確率は高いので重視していない。安打より出塁を増やすと自分に暗示をかける」と“無視”を決め込む。打順や守備位置も「試合に出られるならこだわらない」と言い切った。一心不乱に目標を達成し、「タカのセブン」が11月にいい気分になる! (末継智章)

=2015/01/08付 西日本スポーツ=

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