スタン熱弁 中5日直訴へ 「大トリ」投球披露39球

笑顔で取材に応じるスタンリッジ 拡大

笑顔で取材に応じるスタンリッジ

ブルペンに入ったスタンリッジ

 日本一チームの勝ち頭として風格が漂っていた。1日の初日に、自身を除くA組の全投手が入ったブルペンに、この日は一番乗り。「大トリ」での投球披露となったスタンリッジが、直球に加えてカーブ、チェンジアップの変化球を低めへ制球した。丁寧ながらも、小気味よく39球。上々の試運転を終えた右腕は、充実の汗を拭った。

 「初ブルペンなので、腕をしっかり振って投げることを意識した。ストライクをたくさん投げられてよかったよ」

 今季もフル回転で、連続日本一に貢献する意気込みだ。昨季は中田と並びチームトップタイの11勝をマーク。ただ一人ローテーションを守り切り、先発陣でトップとなる26試合に登板した。そのタフさは、3年ぶり日本一の大きな要因の一つだったが、今季はさらに貢献度を高めるために、工藤監督に今季の中5日登板を直訴する考えだ。

 「3、4日休めば大丈夫。中4日でもいける。中5日だったらもっといい」。先発6人制の中6日登板が主流だった昨季は5度、中5日で登板し2勝1敗、防御率1・41と結果を残した。昨季は自己最多の172イニングに登板したが、今季の目標はさらに上積みした200イニング。中5日なら登板試合数は30試合を超えるだけに、目標達成の可能性はグッと上がる。今後機会を見つけ、指揮官に自らの思いを伝えるつもりだ。

 他球団もうらやむほどの強力な先発陣なだけに、現実的には6人制の中6日で回していくことになると思われるが、これも助っ人の連覇へかける強い意気込みの表れ。日本球界通算8年目のタフネス右腕が、新加入のバンデンハーク、手術からの復帰を目指すウルフらに「外国人エース」の座は渡さない。 (倉成孝史)

=2015/02/03付 西日本スポーツ=

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