李大浩が10キロ減、球団スタッフも「誰?」

左から2015年1月30日、V旅行時の14年12月、14年7月の李大浩選手。 拡大

左から2015年1月30日、V旅行時の14年12月、14年7月の李大浩選手。

 来日4年目となる福岡ソフトバンクホークスの李大浩内野手(32)が、球団で2005年の松中以来となる「打率3割、30本塁打、100打点」達成へ自信を見せている。4~28日に行ったサイパン自主トレで走り込み、1カ月間で10キロの減量に成功。シーズン中と比べても4キロ締まった127キロボディーで、日本での自己最高成績(3割3厘、24本塁打、91打点)を一気に塗り替える。


 1月30日に福岡空港の到着口から現れた瞬間、報道陣も球団スタッフも一瞬本人だとは気付かなかった。丸々としていた顔が引き締まり、体全体もシェイプアップ。「シーズン中よりは4キロ減ったし、ハワイ(での優勝旅行)では太っていたので、けっこう絞れたよ」。笑顔で話す李大浩の口調まで軽やかだった。


 昨シーズン中は131キロ。優勝旅行時に137キロあったが、1月のサイパン自主トレで一気に10キロ絞った。例年サイパンでは走り込みなどで追い込んでいるが、今年は一段と気合を入れた。4~28日の期間中、食事を挟みながら午前7時から午後8時まで練習。約1時間自転車をこぐ有酸素運動や短距離ダッシュ、中距離走などに加え、例年1月にはやらないベースランニングもスパイクを履いて行った。


 「しっかり自分自身とけんかして体をつくってきた。日本に来て4年目で一番良い状態だし、成績も一番良い年になる」。日本で過去最高だった2013年の打率3割3厘、24本塁打、91打点を上回る「3割、30発、100打点」の達成へ自信をのぞかせた。


 ハードなトレーニングを耐え抜いたのも、昨年プロ初の優勝を味わった喜びが原動力になったから。「人生の中でも本当にうれしかった。もう一度優勝するために練習してきた。100打点よりも優勝の方がもっと大事」と強調する。内川も立候補した4番争いについても「わたしが3番を打てばいい。いい打線のリズムになる」と冗談交じりに受け流し「一丸になって活躍すればいい」と昨季以上のチームワークを強調した。


 今季のスローガンが「熱男(アツオ)」と知り「わたし、暑くて暑くてしょうがない」とジョークを飛ばしたが、冗舌だったのはここまで。「今年は口数を少なく、成績で示す」と有言実行ならぬ“無言実行”をぶち上げた。ランニングと筋力トレに時間を割いた分、バットを振り込むのは宮崎に入ってから。絞れた体で焦らずじっくりスイングを固め、3・27の開幕戦(ヤフオクドーム、ロッテ戦)に備える。

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