敬愛、連覇へまい進 先鋒飯島が5人抜き

伊藤(日本文理・下)から内股で技ありを奪う飯島(敬愛) 拡大

伊藤(日本文理・下)から内股で技ありを奪う飯島(敬愛)

 2連覇へ、敬愛が加速する。4回戦は先鋒の飯島彩加(2年)が174センチの長身を生かし、得意技の大外刈りなどで5人抜きを達成。「きょうある最後の試合だったので頑張った」と噴き出る汗を拭った。

 飯島は初戦の2回戦で1人を抜いて相手次鋒と引き分け、3回戦では2人を抜いた後に相手中堅に負けた。「先鋒として、後ろに回したことはいけなかった。先輩たちに迷惑を掛けてしまった」。動きがやや硬く、3回戦終了後に会場の外でチームの同級生と「頑張らないと」と話し、緊張が少しほぐれたという。

 今年のチームの目標は、敬愛にとって初の「3冠達成」だ。1冠目となる春の全国選手権を制し、夏の二つの頂への挑戦が始まった。第1シードの金鷲旗で2連覇を果たし、柔道は8月に地元の福岡で開催される全国総体へ。選手たちはプレッシャーとも闘っている。「緊張もあって…。でも頑張らないと」。飯島は自らを鼓舞。5人抜きでチームを勢いづけた。

 吉元幸洋監督は「4回戦で飯島が後ろに回さなかったのはよかった」とうなずいた。16強入りは通過点にすぎない。3年連続で大将を務める岡史生(3年)は23日の闘いを見据えて口元を引き締めた。「昨年は一度も出番がないままの優勝。今年は自分に回ってきたら絶対勝つ。高校最後の年はみんなで喜び合いたい」。その声、表情に自信と勢いが詰まる。

=2013/07/23付 西日本新聞朝刊=

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