福岡舞鶴 信じて金星 全国選抜準V校破る 厳しい練習結実

 大黒柱の奮闘が、福岡舞鶴に金星を呼び込んだ。全国選抜準優勝でシード校の帝京五との2回戦。副将同士の一戦を落とし、大将の柴田寧々主将(3年)が引っ張り出された。

 「焦りもあったが冷静だった。絶対に1本を取るんだという気持ちで攻めた」。相手の反則2回で1本を先取し、小手を決めて2本勝ち。大将同士の対戦に持ち込んだ。

 大将戦では上段の相手が面を狙って飛び込む瞬間を逃さず、右小手を捉えて1本を先取。そのまま逃げ切ると、観客席からは大歓声が湧き起こった。「勝てない相手ではないと、みんなで言い聞かせて思いきりいった」。仲間に囲まれながら、柴田は笑みを浮かべた。

 全国総体の予選では激戦区の福岡県中部ブロックで3位に入った。全国総体出場は逃したが、昨年の玉竜旗を制した中村学園女子や準優勝の筑紫台といった同ブロックの強豪と互角の戦いを演じてきただけにノーシードといっても力はある。

 日頃から県内トップクラスの男子とともに練習しており、強豪のスピードやパワーには慣れている。スタミナを要する抜き勝負での戦いに備え、基本技の打ち込みの後に切り返しを30本繰り返すなどハードな練習を続けた。地道に積み重ねてきた努力を玉竜旗で結実させた。

 福岡舞鶴の女子は1993年、ノーシードから強豪校を次々と撃破して8強入りした。帝京五との対戦が決まった後、国友秀三監督は当時の話を選手たちにした。強敵にも気後れせず立ち向かい、総力戦でもぎ取った白星。「後はどのくらいできるのか楽しみ」。過去最高成績も93年。国友監督はそれ以上の快進撃を期待している。

=2013/07/26付 西日本新聞朝刊=

PR

玉竜旗 アクセスランキング

PR

注目のテーマ

福岡ソフトバンクホークス アクセスランキング