5人抜き 島原勢い 先鋒・木宮「Vへ一戦一戦」

【女子2回戦・島原-嬉野】岩永(嬉野・左)を果敢に攻める木宮(島原) 拡大

【女子2回戦・島原-嬉野】岩永(嬉野・左)を果敢に攻める木宮(島原)

 島原の木宮が初戦の2回戦で嬉野(佐賀)を相手に得意の飛び込み面を駆使し、5人抜きを達成した。4年ぶり2度目の優勝へ、好スタート。それでも木宮は「内容はいまいち。納得いかない。もっと攻めて相手を崩していかないといけない」と反省を忘れない。

 宮崎県都城市出身。両親とも剣道経験者だ。木宮は小学1年から剣道を始め、今月の全九州大会では準優勝となった。3歳上の姉夢子さん(埼玉大4年)は2007年、左沢(山形)の1年時に中堅として玉竜旗に出場し、決勝で中村学園女子に敗れた準優勝メンバーだった。

 夢子さんは「強い高校で鍛えたい」と、母崇子さんの故郷山形県の強豪左沢への進学を選んだ。そんな姉が一番身近なライバルという妹は「九州の強豪でもまれてみたい」と、同じ剣道留学でも違う道に進んだ。島原の渡辺孝経監督は両親の筑波大の先輩。木宮は幼稚園児のころ両親に連れられて5月の連休中に稽古を見学するなど、島原とはなじみ深かった。

 5人抜きでの快勝にも、渡辺監督は「勝っても浮つくな。しっかり集中して次のことを考えるように」と、木宮ら選手たちに厳しく言った。「(玉竜旗には)日本一になるためにきた。一戦一戦を大事に戦い、姉が果たせなかった優勝を目指したい」。木宮の視線は真っすぐ前を向いている。

=2013/07/26付 西日本新聞朝刊=

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