島原 一歩及ばず 2年生大将進藤「悔しさばねに」

 島原は4年ぶり2度目の優勝に一歩及ばなかった。大将同士の一戦は3度目の延長へ。進藤暖佳(はるか・2年)は大西に小手を決められると、竹刀を握りしめたまま立ち尽くした。礼をして竹刀を納めた瞬間、涙がこぼれ「ああ…終わった」と胸の内でつぶやいた。

 大西とは公式戦や練習試合で何度も対戦。手の内は分かっていた。「悔しい。集中力は切れていなかった。ただ相手の気持ちが強かった。攻め返しきれなかった」と振り返った。

 今春から本格的に大将を任され、ほぼ毎日率先して学校の1周約400メートルのグラウンドをペースを落とさず10周走って体力をつけた。準決勝を除く5回戦から決勝までの4試合は、大将同士の延長戦までもつれ込んだが、そこで走った成果を発揮した。

 6回戦の麗沢瑞浪戦は延長5度。春の全国選抜を制し、身体能力が高い大将乗田美紀(3年)を擁するが「心の準備はしていた」と、ひるまずに乗田を面で仕留めた。渡辺孝経監督も「進藤がよく頑張ってくれた」とたたえた。

 今回逃した頂点を全国総体で狙う。進藤は「集中力を高めてインターハイに勝ち、来年の玉竜旗では先輩のためにも優勝を目指す」と誓った。

=2013/07/27付 西日本新聞朝刊=

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