正義、9日初打撃投手 1軍主力に真っ向勝負!!

 正義の真っ向勝負が始まる-。福岡ソフトバンクのドラフト1位・田中正義投手(22)=創価大=が、1軍主力打者相手に“プロ初登板”することが6日までに決まった。きょう7日からの第2クール中に、ほとんどのA組投手が打撃投手に登板する。田中は9日に登板予定で、2013年の首位打者&最多安打の長谷川勇也外野手(32)らとぶつかる。持ち前の剛球が、その真価を見せていく。

■早めの経験「いいこと」

 5日間にわたった春季キャンプの第1クールで、田中の評価は高まった。3度のブルペン入りで計194球。チーム方針でまだ直球だけだが回を追うごとに球数を増やしてきた。「疲れはあるけど、けがなく終われたことが僕にとっては一番」。佐藤投手コーチや和田、打者でも内川、松田がうなるほどの球筋を見せてきた。

 第2クールではさらに一段階上がる。3日目(9日)には打撃投手への登板が待つ。1日目には松本裕や高橋、2日目には岩崎や東浜といった同じドラ1勢を含めた投手陣が、ふるいにかけられる。そのメンバーでは田中が唯一の新人。プレッシャーのかからない若手との“勝負”もあり得るが、首脳陣の方針は明確だった。

 対戦打者の人選は打撃コーチに任されており、藤本コーチは「制球の悪い投手ではない、と聞いている。主力の選手相手に投げてもらうことになると思う」と説明。首位打者&最多安打ホルダーの長谷川勇らが対戦することになりそうだ。

 手術歴のある右足首の影響もあり出場機会が減っているものの一流のバットコントロールを誇る長谷川勇は、田中の腕試しには最高の打者だ。力と力のぶつかり合いは、右腕にとって大きな収穫になりそうだ。

 自分の真っすぐを試すだけではなく、即戦力投手なりの考えがある。打撃投手で立つのは、今後紅白戦や対外試合などが行われるアイビースタジアム。「バッターが立った中でどういう感覚を得られるか。グラウンドでマウンドに立ってバッター相手に投げると、(ブルペンとは)景色が変わる。そういうのを早めに経験しておくことはいいこと」。球場の雰囲気をしっかり把握し、良い感覚をつかめば、結果が求められるキャンプでの実戦に役立つはずだ。

 21日からの第5クール中には、摂津や中田ら、B組調整を続けるベテラン投手がA組に合流する予定。A組の選手たちはアピールできなければ、その時点での交代もあり得る。「バッターが立たないと始まらない。早めにやっておくのはすごくいいことじゃないかな、と思います」。後れを取らないためにも、思いっきり腕を振る。 (谷光太郎)

 2017/02/07付 西日本スポーツ

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