侍ジャパン松田 米国にベリーマッチ

■アリゾナ州到着

 【フェニックス(米アリゾナ州)森 淳】熱男、米国モード突入だ! 2大会ぶりとなる世界一を目指す第4回WBC日本代表が16日(日本時間17日)、決勝トーナメント前の最終調整を行う米アリゾナ州フェニックス入りした。松田宣浩内野手(33)=ソフトバンク=はここまで打率4割、7打点と好調をキープ。自任する「熱男」の継続へ、当地の乾燥した気候への対策を技術、体調両面で打ち出した。

■世界一への経験則

 全勝の侍たちを乗せたチャーター機がフェニックスに降り立った。17日(日本時間18日)から3日間、当地でキャンプ中の米大リーグ球団との練習試合2試合などで調整する。本当の意味での一発勝負まで、残り時間はわずか。「試合の中での感覚を大事に、しっかり確認していきたい」と言う松田は、前回大会出場時を思い返しながら、注意点について述べた。

 「前回、来た時感じたことやけど、こっち(アリゾナ)の空気は乾燥してますからね。だから打球が飛ぶ。オーバースイングにならなくていい。よりコンパクトに打つ意識でいったらいいと思ってます」

 広大な米国は気候もさまざまながら、アリゾナ州は乾燥している。ボールが含む水分量も減り、日本国内より飛びやすくなるというのが、松田の実感。準決勝敗退だった前回、アリゾナでの調整と、サンフランシスコでの準決勝で得られた経験則だった。21日(日本時間22日)の準決勝、22日(同23日)の決勝の舞台ロサンゼルスもサンフランシスコ同様、西海岸に位置。気温は高くとも、日本に比べれば湿度が低い。

 前回準決勝は自身3打数無安打で敗退しただけに「もちろん打ちたい」と米国初安打を狙うが、安打欲しさに打撃を崩すこともない。ここまで打率4割で、力みとは無縁。ラッキーボーイは2次リーグのキューバ戦で、振り逃げと敵失を足掛かりに2得点を挙げる離れ業も演じた。「何が起こるか分からない」とジャストミートに徹し、塁上をにぎわすことに専心する。

■声出しに「あめ玉」

 乾燥対策がもう一つ、必要だという。「声、出さなアカンのでね。あめ玉なめていきますわ。元気を出して、もっとチームを盛り上げていきたい」。ここまで先発5試合、ベンチスタート1試合。「日本代表に来て試合に出てる、出てないは関係ない」とからし続けてきた声を、歓喜の瞬間まで絶やさないつもりだ。

 決勝トーナメント進出チームのアリゾナでの日程は、2次リーグ順位確定前にあらかじめ設定されていた。日本はE組1位になったことで、18日(同19日)はカブスと練習試合。松田にとってソフトバンクの先輩である川崎と再会できそうだ。「ムネさんと会えるのかな。楽しみですね」。元気印との対面も、「熱男」をブーストしてくれる。

 2017/03/18付 西日本スポーツ

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