鉄人デスパ志願のデビュー 25日広島戦

 40時間の長旅もノープロブレム! 福岡ソフトバンクに新加入したアルフレド・デスパイネ外野手(30)が24日、成田経由で福岡入りした。キューバの自宅からは40時間を超える大移動となったが、きょう25日の広島戦(ヤフオクドーム)の出場を志願。昨季8本塁打と相性がいい本拠地でのアーチ量産も宣言。25日は入団会見も予定されており、「鷹(たか)のデスパイネ」が本格始動する。

■「とにかく疲れた」

 バットケースと荷物を携えて、福岡空港に降り立った。キューバの空港を飛び立ったのが28時間半前。自宅はその12時間前に出発したという。母国からパリ、成田経由で40時間を超える大移動の末、今季からプレーする新天地に到着した。

 「とにかく長旅で疲れた。疲れをとって、明日から調整していきたい。(移動時間が)長すぎて、どれぐらいかかったか分からない」。さすがのデスパイネも苦笑いだが、3・31開幕は目前。25日は試合前練習に参加後、ヤフオクドームでの入団会見にも臨む。

 日本代表と激闘を演じたWBCを終えてのチーム合流。ホークスのオープン戦は25日と26日の広島戦を残すのみで、デスパイネは日本での調整を重視、「明日(25日)の状態を見て、監督と相談して決めたい。疲れもあるけど、1打席ぐらい立ってもいいかな」といきなりの出場を志願した。

 新主砲候補の意気込みに、工藤監督も応じる。「それぐらいの希望は聞くよ。WBCでも試合に出ているしね。DHで最初から出て1打席でもいいし、もう1打席立ちたいならね」。25日から内川、松田ら侍ジャパン組も合流。いよいよ「ワンダホー!」な2017年型打線が完成する。

■工藤監督「DHで」

 注目はクリーンアップの並びだ。昨季は先発出場した130試合全てで4番を務めたが、工藤ホークスでは内川が不動の4番。デスパイネは「(打順は)どこでもいい。監督が決めること。とにかく試合に出られれば幸せ」と強調し、工藤監督は「クリーンアップとは考えている」とした。

 新たな本拠地との相性の良さも心強い限りだ。来日3年目で最多の24本塁打を放った昨季は、ヤフオクドームで球場別最多の8本塁打。わずか11試合で驚異的な数字を残しており、「本塁打が出やすいし、最高のドーム。過去にも打っているし、もっともっと打ちたい」と不敵に笑った。

 キューバ代表で出場したWBCは計6試合で19打数9安打、打率4割7分4厘と爆発。3本塁打、6打点で長打力と勝負強さも証明した。新天地福岡でも「チームに貢献できるようにしっかりやるだけ。そうすれば数字もついてくる」。今季開幕まであと1週間。V奪還の役者はそろった。 (小畑大悟)

 2017/03/25付 西日本スポーツ

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