有田工、逆転で初勝利 夏の甲子園が開幕

7回表、有田工1死二塁で左に適時二塁打を放つ桑原=8日午前、甲子園球場 拡大

7回表、有田工1死二塁で左に適時二塁打を放つ桑原=8日午前、甲子園球場

 第95回全国高校野球選手権大会は8日午前、兵庫県西宮市の甲子園球場で開幕した。全国の各地区大会に参加した計3957校の代表49校が、深紅の優勝旗を目指して熱戦をスタートさせた。

 開会式は午前9時に始まった。入場行進は、原発事故のために入学予定だった福島県立双葉から福島東(福島大会で敗退)に転入した同県浪江町出身の今泉翔太選手(3年)が先導役を務めた。昨年覇者の大阪桐蔭(大阪)を先頭に、残る48校が北から南の順に次々と行進。初出場の自由ケ丘(福岡)は42番目に登場し、元気な姿を見せた。

 選手宣誓では、帯広大谷(北北海道)の杉浦大斗主将(3年)が「決して諦めず、仲間を信じ、未来を信じて、今より一歩でも前進します。今、生きていること、全ての命に生かされている重みをしっかりと受け止めて、高校生らしくさわやかですがすがしいプレーをすることを誓います」と力強く述べた。

 この日は3試合があり、九州勢のトップを切って有田工(佐賀)が開幕試合に登場、大垣日大(岐阜)に勝利した。9日は熊本工(熊本)が鳥取城北と、大分商が修徳(東東京)とそれぞれ対戦。自由ケ丘は12日に延岡学園(宮崎)と戦う。今大会も前回同様、節電対策で照明使用を避けるため、1日4試合ある1~3回戦、準々決勝の第1試合は例年よりも30分早い午前8時に始める。

=2013/08/08 西日本新聞=