「よくやった」 PV会場で500人応援

 延岡学園の地元、延岡市では市役所隣の野口記念館にパブリックビューイング(PV)会場が設けられ、市民約500人が応援に駆けつけた。

 延岡学園の攻撃前には、市内の東海(とうみ)小と東海東小の合同吹奏楽部32人が演奏。部長の東海小6年、甲斐太健(たすく)君(12)は「気持ちで演奏を甲子園に届けたい」。チアリーディングチーム「エトワール」の子どもたち計21人も「いけいけ延学」と音頭を取った。緑ケ丘小6年、片井野悠夏さん(12)は「勝つなら今でしょ」と声を振り絞った。

 逆転された後は重苦しい雰囲気になったが、最後まで声を振り絞り、ゲームセット後は「よくやった延学」コールが巻き起こった。硬式野球「日豊ボーイズ」の8人で来た土々呂中3年、真田大生(ひろき)君(15)は「延岡から甲子園決勝にいったことが信じられない。ぼくらも後に続く」と拳を握りしめた。

 同市は早速、市役所壁面に準優勝を祝う懸垂幕を掲げた。杉本隆晴副市長は「本当に素晴らしい試合だった。市制施行80周年を記念する、次につながる戦いで、延岡の誇り。胸を張って帰ってきてほしい」と話した。

 一方、宮崎市のイオンモール宮崎では買い物客らがテレビ前に立ち止まり観戦。終盤は約500人の人だかりができた。同市小松台北の宮里律子さん(63)は「いつも県勢は早く負けるけど、今年は長い夏を楽しませてもらった」と感謝した。

 延岡学園の中高一貫校、尚学館中3年の小方愛花さん(14)は吹奏楽コンクール出場のため同モールで観戦。応援歌を口ずさみ声援を送った。「みんなかっこよかった。次に延学が甲子園決勝に進んだらアルプス席で演奏したい」と話した。

=2013/08/23付 西日本新聞朝刊=

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