北村3年ぶり2度目V ゴルフ九州OP、唯一4日間アンダーパー!

 ゴルフの九州オープンは6日、福岡県小郡市の小郡カンツリー倶楽部(6765ヤード、パー70)で最終ラウンドが行われ、北村晃一が3バーディー、1ボギーの68で回り、通算13アンダーの267で2014年以来、3年ぶり2度目の優勝を果たした。北村は日本オープン(10月12~15日・岐阜関カントリー倶楽部東コース)出場権を獲得した。出水田大二郎が3打差の2位。さらに1打差で永野竜太郎と蛭川隆が3位となった。ベストアマには通算4オーバーの多良間伸平(沖縄・宮古総合実高2年)が初めて輝いた。(出場60選手=うちアマ4人。賞金総額1800万円、優勝賞金300万円プラス副賞200万円)

 「著名な弁護士の息子」という形容詞がいつもついて回る。だが昨年12月に妻を迎えた32歳の北村は、今や九州ゴルフ界で指折りの実力者にのし上がった。ただ一人、4日間アンダーパーをマークし、2位に3打差をつけての栄冠と優勝者に与えられる日本オープン出場権をつかみ取った。

 「初日から優勝しか考えずにスタートして勝てたのはよかった」。大きな喜びと安堵(あんど)感を込めた。初優勝した3年前よりプロとしてランクアップ。「ツアーに出ている立場。日本オープンに出るか否かでは全然違う。(目指すのは)優勝しかなかった」

 ■昨年悔しさバネ

 最終日を2年続けて最終組で戦った。昨年は首位と2打差の2位タイで入り、3人で争ったプレーオフから漏れた。「すごく悔しい思いをした」。首位で迎えた今年は高麗グリーンを攻略して1番で1メートル、2番で12メートルを沈めて連続バーディー。「後はパープレーで回れば勝てると思った」

 この余裕がマネジメントを楽にした。第2打を右の林に打ち込んだ7番パー5。「ボギーでいいと思って出した」という第3打からパーにつなげた。今季前半戦をツアープレーヤーとして貫き、成長を実感する。「4日間の戦い方が体に染みついてきた。ゴルフがうまくなってきたと思う」

 父の北村晴男弁護士からは「よかったな。体のケアだけはしっかりやれ」とLINE(ライン)で祝福が届いた。結婚で心の持ち方の変化もある。「すぐにブチッとくるタイプだったけれど、簡単に諦めなくなった」。ツアー初優勝も遠くなさそうだ。 (安部裕視)

   ◇    ◇

 九州オープンゴルフ選手権成績 ▽最終日上位成績 (1)北村晃一(ミッションバレー)267(68、67、64、68)(2)出水田大二郎(TOSS)270(67、64、69、70)(3)永野竜太郎(フリー)271(70、65、66、70)(3)蛭川隆(高千穂)271(65、68、67、71)(5)並河利隆(福岡フードサプライ)274(68、70、69、67)(5)小田孔明(プレナス)274(71、66、66、71)(7)成冨晃広(シンセイテクノス)275(65、68、68、74)(8)小浦和也(フリー)276(65、71、71、69)(8)藤島征次(ロイズコーポレーション)276(68、68、69、71)(10)鈴木優大(えんホールディングス)277(75、69、64、69)(10)木村佳昭(浮羽)277(72、68、67、70)(12)清田太一郎(日本港運)278(72、69、70、67)(12)山下英治(ミッションバレー)278(71、70、68、69)(12)秋吉翔太(ホームテック)278(70、70、68、70)(15)尾方友彦(フリー)280(69、71、70、70)(15)仲村譲二(フリー)280(71、67、70、72)(15)川上幸輝(トラスト不動産開発)280(68、68、72、72)(15)手嶋多一(ミズノ)280(69、70、69、72)(15)嘉数光倫(エナジック)280(74、67、65、74)(20)和田章太郎(フリー)281(73、71、67、70)

=2017/08/07付 西日本スポーツ=

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