カンサイCUP、出利葉(沖学園高)2連覇

 オーストラリアのプロゴルフ協会ツアーの出場権を懸けた「カンサイCUP オールジャパン男子学生アマチュアゴルフトーナメント2017」は29日、福岡県那珂川町の筑紫ケ丘ゴルフクラブ(7017ヤード、パー72)で最終ラウンドが行われ、初日4位の出利葉(いでりは)太一郎(福岡・沖学園高)が70で回って2日間通算141の3アンダーで2連覇を果たした。1打差の2位にこの日69の平原颯太(福岡・常磐高)、さらに1打差の3位に阿佐和典(日大)。上位3人が11月中旬に開催される同ツアー出場権を獲得した。

 出利葉が目標とするアスリートはイチロー(マーリンズ)だ。米大リーグで記録と記憶に残るパフォーマンスを重ねてきた野球人。「将来は世界で戦う選手になりたい」と夢を描く16歳は、昨年に続いてオーストラリアでプロに交じってプレーする機会を得た。

 初日の後半を32で回った勢いのまま、最終日前半も5番からの4連続バーディーなどで31。パットの打ち方を変え、ここ3カ月間練習を積んだ成果が出たという。6番パー3では10メートルを沈めた。15番でOBをたたくなど後半に“貯金”を減らしたが、1打差で勝った。

 7月の九州ジュニア(男子15~17歳)に勝ち、大学生とも戦った今大会ではただ一人2日間ともアンダーパー。「また一つ自信を得られた」と連覇を弾みにオーストラリアに渡る。「昨年は3打及ばず、予選落ち。今年は決勝ラウンドに進みたい」。将来へつなぐチャレンジにする。

 平原颯太(最終日69で2位に食い込む)「後半風が出てスコアを落とす人が多かったけれど、パー5の15番で攻めていってバーディーを取るなど、出利葉君を追い上げることができた。今後の自信になる結果を出せた」

 阿佐和典(2日間安定したゴルフを見せて3位)「4度目の挑戦で初めて(3位以内に)入賞できた。ゴルフに悩んできたが、これをきっかけに変わっていけそう。オーストラリアでも全力で戦う」

   ◇    ◇

 ▽最終日上位成績(1)出利葉太一郎(福岡・沖学園高)71、70=141(2)平原颯太(福岡・常磐高)73、69=142(3)阿佐和典(日大)72、71=143(4)山本竜也(大分高)76、69=145(4)後藤颯太(福岡・沖学園中)73、72=145(4)合掌正貴(日本経大)72、73=145(4)菊田奨(大阪学院大)70、75=145(4)大輪大(日本経大)68、77=145(9)増田裕太郎(大阪学院大)69、77=146(10)児玉章太郎(福岡・沖学園高)76、71=147(10)園田一海(熊本・秀岳館高)74、73=147(10)石塚祥利(福岡・沖学園中)71、76=147

=2017/09/30付 西日本スポーツ=

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