ソフトB内川、夫人とツーショット初披露 故郷・大分で手作り野球大会

 「ウッチー&翼」が手に手を取って野球大会を手作りした。横浜からフリーエージェント(FA)で福岡ソフトバンクに加わった内川聖一内野手(28)が11日、故郷大分市のだいぎんスタジアムで第1回「内川聖一杯 大分市学童軟式野球チャンピオン大会」を開催。移籍後初のユニホーム姿で、場内アナウンスを務めたフジテレビアナウンサーの翼夫人(29)と公の場で初めてのツーショットを披露すると、現役中の大会継続を誓い、来年オフの第2回以降は上位チームを野球観戦に招待する計画を語った。

 プロ入りからの夢の一つが、少年野球大会の開催だった。念願かなった内川は、開会式の入場行進を見ながら「うれしくて涙が出そうになった」という。寒さを忘れてウインドブレーカーを脱ぐと、下には真新しいユニホーム。「初めてが大分というのは幸せですね」。事前に鏡で見た。「意外と似合ってんじゃん」。そんな感想が、拍手で実感に変わっていた。

 情報科学高の野球部監督でもある父一寛さん(53)、母和美さん(53)も見守る中、球場内の放送室でマイクを取り、司会進行を務めたのは誰あろう翼夫人だ。それが関係者から明かされると、会場がまた沸く。フジテレビ夕方のニュースの顔。定評のある原稿読みで進行はよどみない。10日夕の本番の後、東京から福岡経由で大分入りした強行軍の疲れも見せず、快活な笑顔を振りまいた。

 内川は「お手伝いというか、せっかく夫婦で帰省するので。結婚して初めてのオフでもありますし」と夫人が飛び入り参加した経緯を説明した。公の場でのツーショットは初だが、夫妻はもったいぶるでもなく、顔を見合わせ笑い合う場面も。大股で会場を歩き回る内川の後を、「内川聖一の家内です」と関係者に頭を下げて回る夫人が小走りで駆けていく姿はほほ笑ましい限りだった。

 内川自身が務めた始球式は、慣れない軟球のため引っ掛かったワンバウンドとなり、泣きのもう一回でミットに収めバンザイ。準備の関係で今回は見送りとなったが「優勝、準優勝チームを野球観戦に福岡に招待するなどしたい。目標となるような、生で触れあえる機会を」と、来オフの第2回以降の構想を語った。「息の長い大会に。そのためには息の長い活躍をしないと」と意気込む。

 「何とか大分の方をソフトバンクのファンに引き込めるように」「野球人気が低下する中で底辺拡大を」と、内川はホークス九州戦略の体現者となる自覚十分だ。第1回はきょう12日まで。おしどり夫婦が二人三脚でつくる野球大会は、やがて大分の野球少年の聖地となる。

 (森 淳)

2010/12/12付 西日本スポーツ

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