来年末、賞金王決定戦開催の平和島

平和島ボートのスタンド 拡大

平和島ボートのスタンド

高層のビルやマンションに囲まれた平和島ボートの水面 定番のもつ煮込み 場内の売店 レストランさざなみの入り口 東京の新名所・東京スカイツリー 長らく日本一の高さを誇った東京タワー 蒲田の名物の羽根付き餃子

 平和島ボート(東京都大田区)は、東京にある3場の中の一つで、関東地区で最初にレースを開催した。東京3場の中でも特に多くのファンを集める関東有数の主要レース場だ。業界の最高峰の一戦「賞金王決定戦」の開催歴も2度あり、来年末には3度目の賞金王決定戦の開催も決まっている。大きなスタンドが、続々と訪れる多くのファンで埋まる様子は、さすが首都のレース場と思わせるスケールだ。

 大規模な後背人口を抱える平和島は、数多くのファンを受け入れる態勢が整っている。スタンド自体の規模はもちろん、階段状に造られた屋外の立ち見観戦スペースも全国有数の広さ。しかも大屋根が取り付けられており、雨天時の屋外観戦にも配慮している。

 スタンド4階にある有料指定席は、1人席のS席が1500円。ペアシートのA席は1000円。いずれも各テーブルにモニターが設置され、自由にお好みの情報を得ることができる。

 水面特性は、カマシが利く上に差しもよく届くため、インが弱い。ただそれ以上の大きな特徴は番組構成だろう。グレードを問わずに接戦番組のオンパレードで、2連単の1番人気のオッズが10倍以上というのは当たり前。3連単オッズも10倍以下の出現は少なく、好配当を好む首都圏のファンのニーズをくみ取っている。

 レース場のすぐ隣には入場無料の外向け舟券発売所「平和島劇場」がある。モーニングからナイターまで一日最大6場を発売。朝9時から夜9時まで12時間たっぷりとボート漬けの一日が味わえる。

 複合商業施設「ビッグファン平和島」もレース場に隣接する。レストランやディスカウントストアに、映画館、パチンコ店、ボウリング場、さらには温泉まで備える。平和島はボートレースをはじめ、一大レジャーゾーンになっている。

◆場内グルメ◆

 レース場の場内グルメの定番とも言えるもつ煮込みが、平和島ボート内の各売店・食堂でも味わえる。平和島の名物とも言える味だ。

 スタンド下のスペースにずらりと並ぶ各店舗もそれぞれもつ煮込みをラインアップ。店舗ごとに少しずつ違う味わいが楽しく、ビールを片手にいくつも並べて食べ比べるのも面白い。

 各店舗とも煮込みのほか、アジフライ、トンカツなどの揚げ物やおでんも取りそろえ、持ち帰りが可能。水面際で、ビールと串カツを抱えながらの観戦もできる。

 平和島ボートに隣接する複合商業施設「ビッグファン平和島」内のレストランも重宝。施設内には回転ずし、ラーメン、焼き肉、ファミリーレストラン、ファストフードなどの各店舗のほか、タイやベトナムなどのエスニック料理をそろえたフードコートもあり、幅広い好みに対応している。

◆大人気のもつ煮込み◆

 名物のもつ煮込みを提供する各店舗の中でも、コアなファンが多いのが、スタンドの2M寄りの2階にある「レストランさざなみ」だ。

 同店の看板メニューのもつ煮込み(500円)は、店を入ってすぐの場所の大鍋でぐつぐつと火にかけられ、客を待機。一口大に切られた、牛のさまざまな内臓の部位は、しょうゆとみそがベースのダシで2時間以上かけて煮込まれるという。もつ特有のプリプリとした食感に、部位ごとの味わいの違いが魅力。一緒に煮込まれたコンニャクや、臭み消しのしょうがにもたっぷりと味が染み込み、ご飯でもビールでもどんどんと箸が進む。

 みそ汁とご飯がセットの「煮込みライス」は700円。おひたしやきんぴらなど、主に1皿100円のおかず類を豊富にそろえた大衆食堂スタイルも人気の理由だ。

 店長は「開催中は毎日約50キロ、約150人分のもつを仕込みます」。開店直後と午後では味わいが変化するため、時間による味の違いも楽しい。ただ「うわさを聞いて、これを目当てに来るお客さんもいる」(店長)というほどの人気商品で、昼すぎには完売してしまうこともある。

周辺の見どころ ←太字でおねがいします

 平和島ボートは東京23区内の大田区にあり、交通の便もいいことから都内の観光地へも足を運びやすい。同区は神奈川県にも隣接しており、港町・横浜などの観光にも訪れやすい立地だ。

◆2大タワー◆

 超高層ビルが多い東京は、高層建築物を巡る観光バスのルートもあるほどだが、中でもやはり外せないのが新名所・東京スカイツリーだろう。

 スカイツリーへのアクセス駅の一つ、都営浅草線押上駅へは、京浜急行が都営浅草線へ乗り入れているため、京急平和島駅から乗り換えなしで30分ほど。東武鉄道のとうきょうスカイツリー駅を利用する場合でも、乗り換え1回で到着する。

 長らく日本一の高さを誇った東京タワーも忘れてはならない。美しいフォルムの朱色の鉄骨が、青空に映える。JRは浜松町駅が最寄りで都営バスに乗り換え。地下鉄を利用なら都営大江戸線の赤羽橋駅や、東京メトロ日比谷線の神谷町駅、都営三田線の御成門駅から徒歩圏内。平和島ボート近くの京急平和島駅やJR大森駅からは20~30分ほどで、レース観戦前後の観光ルートに十分、組み込める。

◆周辺のグルメ◆

 平和島ボートから電車で10分もかからない街・蒲田には、B級グルメの逸品、羽根付き餃子(ギョーザ)で有名な中華料理店がある。うまみの詰まったスープをたっぷりと含んだ焼き餃子が、もっちりした皮と、薄い“羽根”をまとう。ビール好きにはたまらないメニューだ。そのほかにも、蒲田には大衆的な中華料理店が多い。

 中華料理と言えば、横浜の中華街も外せない。国内のほかの中華街と比べても圧倒的な規模を誇る。京浜急行平和島駅から中華街最寄りのJR関内駅へは30分強の距離だ。

 場内グルメでも触れたが、東京のB級グルメと言えばもつ煮込みが外せない。都内各所の大衆酒場の多くで味わえる定番メニュー。スカイツリーのたもとの浅草には「煮込みストリート」と呼ばれる、モツ煮込み店が軒を並べた通りもある。

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