枝尾がG1初V 開設64周年記念 【江戸川】

友好紙

インから堂々逃げてG1初優勝を決めた枝尾賢=東京中日スポーツ提供 拡大

インから堂々逃げてG1初優勝を決めた枝尾賢=東京中日スポーツ提供

 江戸川ボートのG1開設64周年記念「江戸川大賞」は29日、最終日の12Rで優勝戦が行われ、1号艇の枝尾賢(37)=福岡・89期・A1=がコンマ23のSで逃げを決め、G13回目の優出でうれしい初優勝。賞金1000万円を獲得し、来年3月・平和島で開催されるボートレースクラシックの出場権利も手にした。2着は地元の石渡鉄兵、3着には井口佳典が入った。

■ヒーロー

 89期初のG1ウイナーが誕生だ。インの枝尾がコンマ23とやや慎重なSも、節イチパワーで伸び返す。準優まで5勝を挙げたパワーはファイナルでもひときわ輝いていた。「まだ実感がわかない。自分が一番びっくりしています。前検日にペラを叩いてから、エンジンもペラも触っていません。エンジンは本当に良かった」と58号機を褒めちぎった。

 2002年のデビュー前に右手の筋を切るなど、2度の大けがを乗り越えての初タイトル。時間はかかったが「支えてくれた家族や師匠の藤丸光一さんに報告したい」と感謝する。

 獲得賞金は3400万円を超え、同ランク46位に浮上。来年のクラシックを待たずして、暮れのGPシリーズでのSG初出場も視界に入ってきた。「SGは選手になって一度は出たいと思っていた。挑戦したい気持ちはあります」。大きな壁を乗り越えた遅咲きの苦労人が、大舞台でどれだけのパフォーマンスを見せるのか今から楽しみだ。

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