トライセラ和田唱と上野樹里、父・和田誠さん追悼「Thank YouとI Love You」

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(左から)和田唱、上野樹里 (C)ORICON NewS inc. 拡大

(左から)和田唱、上野樹里 (C)ORICON NewS inc.

 ロックバンド・TRICERATOPSのボーカル&ギター・和田唱(43)と、妻で女優の上野樹里(33)が11日、それぞれのSNSを更新。7日に、肺炎のため都内の病院で83歳で亡くなった父でイラストレーターの和田誠さんをしのんだ。

【写真】義父・和田誠さんと笑顔で…上野樹里インスタグラム

 和田誠さんの長男の和田唱はツイッターを通じて「親父が天国へ旅立った。最近は日々具合が悪くなっていったから、どこかで覚悟はしていたけれど、同時に奇跡が起きることも願っていた。でもそれは叶わなかった」と、悔しい思いを記した。

 続けて「今思えば、きっと、親父なりにベストなタイミングでの旅立ちだったんだろう。親父はキャンプとか釣りとかスポーツとは無縁で、その辺のことは一切教えてくれなかった。お陰で俺はインドア派だし、スポーツのルールも大体知らない。でも親父は映画を教えてくれた。ジャズを教えてくれた。ルールに縛られないこと、好きなものは好きでいいこと、自分がこうだと思ったら貫くことを教えてくれた。お陰で俺は幸せな人間だ」と、感謝の思いをつづった。

 最後は「だから明るくサヨナラをしたい。それが和田家流だ。でも魂は死なないし、心にその人がいる限り、どのみちサヨナラなんてない。肉体的なしばしの別れに過ぎないから、『おとう、またな!』くらいにしておこう。でもThank YouとI Love Youは添えておくよ。 唱」と結んだ。

 ほぼ、同じタイミングで上野も自身のインスタグラムを更新。「私が間違えて言った映画のタイトルを、さっと直してくれたり、会う度に本をくれたり、その優しいお人柄と寛大さに、いつも感動していました」と振り返り「家族全員でお出かけしたり、ご飯を食べたり、いつも楽しくて、みんな明るくて、和田家に来てからずっと夢をみているようでした」。

 「誠さんとお別れする時も、みんなの愛が溢れていて、沢山のプレゼントと共に旅立って行かれました。とっても寂しくなりました。でも誠さんと一緒に過ごした日々は温かく、思い出の一つ一つが宝物です。短い間だったけど、娘のように接してくれて本当に嬉しかったです」と胸の内を告白し、「これからもみんなで誠さんのお話をしながら、レミさんとお料理して、みんなで元気に生きていきますね」と呼びかけた。

 和田さんの通夜・告別式は近親者のみで執り行われ、後日お別れの会が営まれる。妻で料理愛好家の平野レミ(72)は11日、所属事務所を通じて「1年ほど前から体調を崩し自宅で療養していました。7月より都内の病院に入院していましたが、肺炎を患い、最後は家族みんなに見守られながら、安らかにお別れをしました」と報告。

 「肺炎を患ってからはご飯を食べられなかったので、和田さんが好きなご飯をたくさん作って、安らかな顔の横に置いてあげました。最後の料理を作っている時はすごく幸せで、『私にとっての一番の幸せは、和田さんにご飯を作ることだったんだ』とあらためて気付きました。47年間、私の料理を美味しい美味しいって食べてくれて、本当にありがとう。安らかにね」と長年連れ添った夫に呼びかけた。

 和田さんは1936年、大阪生まれ。59年多摩美術大学卒業、ライトパブリシティに入社。68年からフリーとなり、77年より「週刊文春」の表紙を担当してきたほか、多くの書籍の装丁、ロゴデザインなどを手掛けた。『麻雀放浪記』などで映画監督を務めている。

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