圭一郎V4 全日本選抜 【川口】

友好紙

 圭一郎が大会4連覇-。川口オートのSG「第33回全日本選抜オートレース」は15日、最終日の12Rで優勝戦が行われ、鈴木圭一郎(24)=浜松=が10周回を逃げ切って快勝。優勝賞金1300万円を獲得するとともにSG通算8回目、全日本選抜4連覇の偉業を成し遂げた。5日制の同一SG4連覇は史上初の快挙。2着には高橋貢が入り、3着は佐藤貴也が確保した。

■ヒーロー

 影をも踏まさぬ逃走劇。鈴木圭一郎が、前人未到の同一SG4連覇の金字塔を打ち立てた。「勝ててうれしい。あえてSGということを考えないようにしていたので、緊張はしなかった。Sも今までで一番切れたと思う」。研ぎすまされた集中力で、SG通算8度目のVを手に入れた。

 スタートして1コーナーに飛び込んだ時、すでに勝敗は決していた。序盤でつけた3車身の差を常にキープしたまま周回を重ねていく。後半に入り「貢さんの音が聞こえてきた」というが、セーフティーリードを保ったままゴールを駆け抜けた。「エンジンに手応えをすごい感じていました。音も出ていたし自信を持って行けた」。これまで5日間の勝ち上がり制では高橋貢(オールスター)、永井大介(日本選手権)の大会3連覇が最高。スーパースター王座決定戦で島田信広(引退)が5連覇した記録を持っているが、それは一発勝負で行われた時代のもの。それだけに価値は絶大だ。

 今年の前半戦は車が動かず、思うような結果が出せなかった。勝負どころでSが切れなかったり、落車の影響で立て直せず歯車がかみ合わないこともあった。「とどめは周回誤認ですから」と苦笑い。リズムをなかなか上げられずにいたが、地元の秋のスピード王決定戦を制して潮目が変わった。直後の山陽プレミアムCで特別G1初制覇。勢いをつけて乗り込めたのが大きい。「いい時の自分に戻ることが今の目標。まだ8割ぐらいなので」と、理想を追い求める。完全復活まであと少し。“若きキング”がこれからもビクトリーロードを突き進む。

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