柴崎4度目記念V 開設記念 【四日市】

友好紙

 ナイターで争った四日市競輪のG3開設68周年記念「泗水杯争奪戦」は10日、最終12Rで決勝を行い、柴崎淳(33)=三重=が捲って2017年10月の平塚以来4度目の記念優勝。地元記念は、連覇した57、58周年以来10年ぶりの制覇となった。2着は地元コンビを追って伸びた諸橋愛。3着は浅井康太。

■ヒーロー

 最後に輝いたのは地元のイケメンスターだった。新鋭の嵯峨を先頭に4車ラインとなった北日本勢は強敵だったが、赤板から主導権を握りに行った嵯峨の番手で村上-岩津が粘る展開は、柴崎にとっては絶好。仕掛けるタイミングを待つだけでよかった。「村上さんが粘るとは思わなかった。最終ホームで行くチャンスはあったが、そこは自分の航続距離ではない」と冷静に判断した上で1コーナーすぎから踏んで捲り切った。

 連覇から10年。中部のエースとして期待されながら、大きな活躍はできずに30代となってしまった。「思うような競走ができなかった。葛藤やモヤモヤがあった」と低迷を認める。しかし、転機となったのが昨年の競輪祭。「決勝は大チャンスだったのに、ものにできなかった。その時からG1を勝ちたい思いが人一倍強くなった」。抜群のダッシュとスピード。才能は浅井康太に匹敵するといっていい。

 その競輪祭が1週間後に始まる。状態面は問題なし。ドーム用に準備してきた自転車も着実に体にマッチしつつある。「次こそが本当の勝負。やったるぞ!」。喜ぶのはこの夜だけ。大歓声の地元四日市のファンに、小倉での活躍を力強く誓った。 (八手亦和人)

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